最初見た時点だと「4マナチューターか~、重いな~」という感じでそれほどビビッと来るカードではなかったけれど、スタンのBG収得コンみたいなのを使って以来その魅力に気付かされた。
サイドボードという性質上、シルバーバレットの候補としてそこから引っ張ってこれるのは実に魅力的であるし、「サイドインしたからウィッシュボードとして利用できない」ということも無くて、収得コンを使っていて「このデッキ構築天才かよ」と思ってしまった。
レガシーのポックスデッキもチューターを使うことは時折あって、≪首謀者の収得≫入りのポックスを探していたら案の定発見。先週の松山でのボックス争奪戦で試してみる。
ポックスで引っ張ってきたいカードといえば、レジェンズ産の黒の高額三大エンチャント等。
……残念ながら結果は振るわず1-4でデッキ構築やゲームプランに課題を感じたけれど、チューターを採用するなら≪Grim Tutor≫や≪女王への懇願≫等と比較してもサーチカードとしてやりたいことをできていると感じる。
何だかんだ言って、一番魅力を感じるのはアイアンワークスでの≪収得≫の採用である!
もはやテキスト通りなので説明する必要も無いけれど、サーチカードとしてコンボの完成に貢献してくれて、≪エムラクール≫のような重くてコンボ完成に貢献しないフィニッシャーを後から焦らず持ってこられるのは求めていたカード感がある。
アイアンワークスへの妨害カード対策も持ってこられるしね。
重さとサーチカードとしての枠の競合から、非常に重要な≪加工≫を1枚減らす形にはなったものの、≪黄鉄の呪文爆弾≫や≪写本裁断機≫よりも分かりやすいゲームエンドを相手に提示できて、かつ相手の≪神聖の力線≫のようなカードも滅殺で剥がせるので非常に満足。
≪収得≫のデザインが「ライブラリーかサイドボードから探す」ではなく、ライブラリーサーチかサイドボードサーチのモードを選ぶ形式なのは、確認不足だと欲しかったカードがサイドにいたり(その逆も然り)、ミスで欲しいカードを見つけ損なう危険はあるけれど、この2つを同時に触らせないことでイカサマ防止の意図もあるのかな?
サイドボードという性質上、シルバーバレットの候補としてそこから引っ張ってこれるのは実に魅力的であるし、「サイドインしたからウィッシュボードとして利用できない」ということも無くて、収得コンを使っていて「このデッキ構築天才かよ」と思ってしまった。
レガシーのポックスデッキもチューターを使うことは時折あって、≪首謀者の収得≫入りのポックスを探していたら案の定発見。先週の松山でのボックス争奪戦で試してみる。
ポックスで引っ張ってきたいカードといえば、レジェンズ産の黒の高額三大エンチャント等。
……残念ながら結果は振るわず1-4でデッキ構築やゲームプランに課題を感じたけれど、チューターを採用するなら≪Grim Tutor≫や≪女王への懇願≫等と比較してもサーチカードとしてやりたいことをできていると感じる。
何だかんだ言って、一番魅力を感じるのはアイアンワークスでの≪収得≫の採用である!
もはやテキスト通りなので説明する必要も無いけれど、サーチカードとしてコンボの完成に貢献してくれて、≪エムラクール≫のような重くてコンボ完成に貢献しないフィニッシャーを後から焦らず持ってこられるのは求めていたカード感がある。
アイアンワークスへの妨害カード対策も持ってこられるしね。
重さとサーチカードとしての枠の競合から、非常に重要な≪加工≫を1枚減らす形にはなったものの、≪黄鉄の呪文爆弾≫や≪写本裁断機≫よりも分かりやすいゲームエンドを相手に提示できて、かつ相手の≪神聖の力線≫のようなカードも滅殺で剥がせるので非常に満足。
≪収得≫のデザインが「ライブラリーかサイドボードから探す」ではなく、ライブラリーサーチかサイドボードサーチのモードを選ぶ形式なのは、確認不足だと欲しかったカードがサイドにいたり(その逆も然り)、ミスで欲しいカードを見つけ損なう危険はあるけれど、この2つを同時に触らせないことでイカサマ防止の意図もあるのかな?
破滅の刻発売間近の割りにイマイチ話題に事欠くので、だいぶ前にスタックに乗せたままになっていた昔話の解決を。
僕がマジックを始めたのはミラディン・ブロックの頃、その頃は最新のエキスパンションの情報にも疎くフィフス・ドーンが発売された後だったかも定かではないが、初めて買ったパックは「ダ-クスティール」であったことはハッキリ覚えている。
当時友達に誘われてMTGを始めた自分は中二病まっさかりの現役中学生。収録されているカードについても何も情報を持たず、仮にカードを見たとしても強さの基準が分からない中で購入の基準とするのは、ズバリ雰囲気!
安直に“ダーク”スティールという語感に惹かれてパックを選んだ記憶がある。
そうして出たレアは《電結の回収者》。
子供心にも微妙と思ったのか全く使った記憶は無いけれど、初めてのパックという点とイラストは割と気に入ったという点からか何が出たかも鮮明に覚えているのだろう。
カードとしてはそれよりもアンコモンの《ダークスティールのガーゴイル》の“破壊されない”のパワーワード!の方が魅力的だった。
そう、時代は悪名高いミラディン・ブロック。
禁止カードの多さもさることながら、《精神隷属器具》や《白金の天使》等の突飛なカードも多く、それらは当時の僕に「こいつはやべぇ(面白い)カードゲームだ!」と思わせるに充分な魅力を持っていた。
これらが後に神話レアとして採録されたことから考えても、本来神話レアが持つべき魅力とはこういうものなのだと思う。
さて、友達からカードを譲り受けてカジュアルな黒単デッキを組んだ少年フクダは対戦へと挑むわけだが、そこには大きな壁が待ち受けていた。
それは『策略』というにはあまりにも暴力的すぎた。強く速く大雑把すぎた。
それはまさに親和であった。
「親和」という言葉を聞いたプレイヤーは多いに違いない。
例えそれが現在の構成ではその能力自体を持つカード採用されていなくとも、例えそれが本来は別段アーティファクを指し示す言葉ではなかったとしても、その伝説的な悪名はアーティファクトの高速アグロを含意するに違いない。
ミラディン期に存在した構築済みのテーマデッキ『策略』は、正しく親和であった。
マジック初心者のフクダの組んだ黒単は、はたしてアーティファクト土地から展開される《金属ガエル》《マイアの処罰者》そして《ブルードスター》によって粉砕されることになる。
“策略”とは名ばかりの力による圧倒である。
構築済みデッキであるとは聞いていたが、何かがおかしいと感じていた。
だがそれが後に(すでに当時?)禁止されることになる、親和そのデッキであるとはカジュアル中学生には流石に知る由も無い。
それでもフクダはその後MTGの沼に嵌まっていくことになるのである……
続く?
僕がマジックを始めたのはミラディン・ブロックの頃、その頃は最新のエキスパンションの情報にも疎くフィフス・ドーンが発売された後だったかも定かではないが、初めて買ったパックは「ダ-クスティール」であったことはハッキリ覚えている。
当時友達に誘われてMTGを始めた自分は中二病まっさかりの現役中学生。収録されているカードについても何も情報を持たず、仮にカードを見たとしても強さの基準が分からない中で購入の基準とするのは、ズバリ雰囲気!
安直に“ダーク”スティールという語感に惹かれてパックを選んだ記憶がある。
そうして出たレアは《電結の回収者》。
子供心にも微妙と思ったのか全く使った記憶は無いけれど、初めてのパックという点とイラストは割と気に入ったという点からか何が出たかも鮮明に覚えているのだろう。
カードとしてはそれよりもアンコモンの《ダークスティールのガーゴイル》の“破壊されない”のパワーワード!の方が魅力的だった。
そう、時代は悪名高いミラディン・ブロック。
禁止カードの多さもさることながら、《精神隷属器具》や《白金の天使》等の突飛なカードも多く、それらは当時の僕に「こいつはやべぇ(面白い)カードゲームだ!」と思わせるに充分な魅力を持っていた。
これらが後に神話レアとして採録されたことから考えても、本来神話レアが持つべき魅力とはこういうものなのだと思う。
さて、友達からカードを譲り受けてカジュアルな黒単デッキを組んだ少年フクダは対戦へと挑むわけだが、そこには大きな壁が待ち受けていた。
それは『策略』というにはあまりにも暴力的すぎた。強く速く大雑把すぎた。
それはまさに親和であった。
「親和」という言葉を聞いたプレイヤーは多いに違いない。
例えそれが現在の構成ではその能力自体を持つカード採用されていなくとも、例えそれが本来は別段アーティファクを指し示す言葉ではなかったとしても、その伝説的な悪名はアーティファクトの高速アグロを含意するに違いない。
ミラディン期に存在した構築済みのテーマデッキ『策略』は、正しく親和であった。
マジック初心者のフクダの組んだ黒単は、はたしてアーティファクト土地から展開される《金属ガエル》《マイアの処罰者》そして《ブルードスター》によって粉砕されることになる。
“策略”とは名ばかりの力による圧倒である。
構築済みデッキであるとは聞いていたが、何かがおかしいと感じていた。
だがそれが後に(すでに当時?)禁止されることになる、親和そのデッキであるとはカジュアル中学生には流石に知る由も無い。
それでもフクダはその後MTGの沼に嵌まっていくことになるのである……
続く?
書こうと思っていたけれど機会を逃して今更感のある、4/28より有効になった新しい手順省略の話(「戦闘入ります」)。
https://blogs.magicjudges.org/telliott/2017/04/24/policy-changes-for-amonkhet/
より
正直自分が精読していなかったので勘違いしていたけれど、
AP「戦闘入ります」→NAP「クリコマで」→AP「(クリコマ解決後に)セットランドからスマッシャー」
のような動きはできないように規定されています。
(アクティブ・プレイヤーが自身の最初のメイン・フェイズの優先権を放棄した場合~非アクティブ・プレイヤーは戦闘開始ステップに行動をすると仮定される。)
やや語弊のある表現をすると、APが戦闘前メイン・フェイズの優先権を放棄するとNAPが戦闘開始ステップの優先権を得ていることになるけれど、NAP側が不利になりにくい配慮としてはこの辺が妥協点なのだと思います。
この変更のもう一つの難点は《ゴブリンの熟練扇動者》や《速接会の技師》のように戦闘開始ステップにおける誘発型能力についてです。
上記の引用で言及されているようにNAPの任意の行動の解決後に宣言してもよいとされたことで、「NAPは戦闘開始ステップに行動をする」という仮定によって誘発の機会を逃すことが無いように配慮はされたものの、NAPが戦闘開始ステップに行動した後で戦闘開始時の誘発型能力が解決されるという不自然なものになりました。
今回の変更の最も大きな焦点はミシュラランドや機体等の「遅すぎるクリーチャー化」に関するコミュニケーション・エラーの原因を解消することであって、それに付随する上記の変更は実際のゲームレベルでは問題にならないと一笑に付すことは簡単だけれど、自分も勘違いしていたように誤解や齟齬が発生する要素が少なからずあると危惧します。
こういう変更点こそMTGの日本公式などでももっと告知すべきだと思うのですが、需要が少ないんでしょうか?
(個人的にはもっと周知されてほしいという思いもあってこうして書いています。)
原文でも「直観的/intutive」という表現が用いられているけれど、“直観”という個人的で曖昧なものよりも論理的なものがルールであることを望みます。
https://blogs.magicjudges.org/telliott/2017/04/24/policy-changes-for-amonkhet/
より
If the active player passes priority during their first main phase, the non-active player is assumed to be acting in beginning of combat unless they are affecting how or whether a beginning of combat ability triggers. However, if the non-active player takes no action, the active player has priority at the beginning of combat. Beginning of combat triggered abilities (even ones that target) may be announced after any non-active player action has resolved.
アクティブ・プレイヤーが自身の最初のメイン・フェイズの優先権を放棄した場合、戦闘開始ステップで誘発型能力によってなにかしら影響されていない限り、非アクティブ・プレイヤーは戦闘開始ステップに行動をすると仮定される。しかしながら、非アクティブ・プレイヤーがいかなる行動もとらない場合には、アクティブ・プレイヤーが戦闘開始ステップで優先権を持つ。戦闘開始ステップにおける誘発型能力(対象を伴うものも含む)は、非アクティブ・プレイヤーの任意の行動が解決した後に宣言してもよい。
正直自分が精読していなかったので勘違いしていたけれど、
AP「戦闘入ります」→NAP「クリコマで」→AP「(クリコマ解決後に)セットランドからスマッシャー」
のような動きはできないように規定されています。
(アクティブ・プレイヤーが自身の最初のメイン・フェイズの優先権を放棄した場合~非アクティブ・プレイヤーは戦闘開始ステップに行動をすると仮定される。)
やや語弊のある表現をすると、APが戦闘前メイン・フェイズの優先権を放棄するとNAPが戦闘開始ステップの優先権を得ていることになるけれど、NAP側が不利になりにくい配慮としてはこの辺が妥協点なのだと思います。
この変更のもう一つの難点は《ゴブリンの熟練扇動者》や《速接会の技師》のように戦闘開始ステップにおける誘発型能力についてです。
上記の引用で言及されているようにNAPの任意の行動の解決後に宣言してもよいとされたことで、「NAPは戦闘開始ステップに行動をする」という仮定によって誘発の機会を逃すことが無いように配慮はされたものの、NAPが戦闘開始ステップに行動した後で戦闘開始時の誘発型能力が解決されるという不自然なものになりました。
今回の変更の最も大きな焦点はミシュラランドや機体等の「遅すぎるクリーチャー化」に関するコミュニケーション・エラーの原因を解消することであって、それに付随する上記の変更は実際のゲームレベルでは問題にならないと一笑に付すことは簡単だけれど、自分も勘違いしていたように誤解や齟齬が発生する要素が少なからずあると危惧します。
こういう変更点こそMTGの日本公式などでももっと告知すべきだと思うのですが、需要が少ないんでしょうか?
(個人的にはもっと周知されてほしいという思いもあってこうして書いています。)
原文でも「直観的/intutive」という表現が用いられているけれど、“直観”という個人的で曖昧なものよりも論理的なものがルールであることを望みます。
アモンケット雑感とか
2017年4月27日 MTG雑記 コメント (2)今更ながら。
・戦慄の放浪者
《墓所這い》の新しい友達。最初見たときは「おっ、良いやん」と思ったけれど、よくテキストを読んでみるとかなり制約が厳しい。正直《組み直しの骸骨》の方が強いんじゃないかと思う。
幸いSOIブロックのゾンビとシナジーがあるので、スタンではそれに期待。
・呪われた者の王
何だかんだで嬉しい新規のゾンビロード。これで36枚全部ロードのゾンビデッキが組める(デッキになるとは言っていない)。
アンコモンのシングルシンボルでタフネス3と、クリーチャー性能向上の時代を感じる。
威迫も悪くはないけれど、自身をタップする分打点が下がるのが少し惜しい。
・ドレイクの安息地
ゾンビロームの新しいお供。
《ゾンビの横行》で2/2飛行2体と2/2ゾンビ1体が出てくるのは流石に強そうだが、《横行》が有効に機能している時点で《安息地》はオーバーキルのような気もする。
《壌土からの生命》+回顧+《安息地》についても同様だが、色が散るのがきつい。
《ヴェールのリリアナ》へのアンチカードとして使われると辛いのでやめてください。
◆禁止改定
「独楽独楽」言われているけれど個人的には《守護フェリダー》野放しの方が衝撃的。
環境と影響について「注意深く見守る」みたいなことを言っていてどこかの国の大臣かと。
禁止は少ない方が良いけれど、《フェリダー》のために5マナ以上のソーサリータイミングのアクションが大きく制限されているので、野放しにするデメリットの方が大きいと思う。
《独楽》禁止はどちらかと言えば朗報で、ポックスでトップ勝負に持ち込んでも《独楽》からあっさり復帰されることが無くなると思うと気が楽になる。
奇跡自体ポックスが苦手とするデッキであったし、ポックスにもガン刺さりする《真髄の針》がこれで環境から減ってくれるともっと嬉しい。
追記1:フェリダー禁止されました。英断。
◆「戦闘入ります」
上手く言語化できないけれど前よりややこしくなった気が。
今回の変更で、AP「戦闘入ります」→NAP「クリコマで」→AP「(クリコマ解決後に)セットランドからスマッシャー」みたいなことも可能になった訳で、NAPがそれを回避するには戦闘開始ステップの優先権のパスまでを確認せねばならず、AP側も相手との齟齬なく丁寧にプレイするには「戦闘入ります」→「攻撃クリーチャー指定へ」と一手間増えたように感じる。
まぁ、戦闘前メインからいきなり「攻撃クリーチャー指定まで優先権をパス」と一言で処理しても良いのだろうけど、今回のルール変更で逆に認識のズレが生じて揉めたら嫌だなと思う。
追記2:APが戦闘前メイン・フェイズの優先権を放棄し、NAPがそれに対応した時点で戦闘開始ステップに移行するように変更されていたので、「クリコマ~スマッシャー」の例は誤解でした。
・戦慄の放浪者
《墓所這い》の新しい友達。最初見たときは「おっ、良いやん」と思ったけれど、よくテキストを読んでみるとかなり制約が厳しい。正直《組み直しの骸骨》の方が強いんじゃないかと思う。
幸いSOIブロックのゾンビとシナジーがあるので、スタンではそれに期待。
・呪われた者の王
何だかんだで嬉しい新規のゾンビロード。これで36枚全部ロードのゾンビデッキが組める(デッキになるとは言っていない)。
アンコモンのシングルシンボルでタフネス3と、クリーチャー性能向上の時代を感じる。
威迫も悪くはないけれど、自身をタップする分打点が下がるのが少し惜しい。
・ドレイクの安息地
ゾンビロームの新しいお供。
《ゾンビの横行》で2/2飛行2体と2/2ゾンビ1体が出てくるのは流石に強そうだが、《横行》が有効に機能している時点で《安息地》はオーバーキルのような気もする。
《壌土からの生命》+回顧+《安息地》についても同様だが、色が散るのがきつい。
《ヴェールのリリアナ》へのアンチカードとして使われると辛いのでやめてください。
◆禁止改定
「独楽独楽」言われているけれど個人的には《守護フェリダー》野放しの方が衝撃的。
環境と影響について「注意深く見守る」みたいなことを言っていてどこかの国の大臣かと。
禁止は少ない方が良いけれど、《フェリダー》のために5マナ以上のソーサリータイミングのアクションが大きく制限されているので、野放しにするデメリットの方が大きいと思う。
《独楽》禁止はどちらかと言えば朗報で、ポックスでトップ勝負に持ち込んでも《独楽》からあっさり復帰されることが無くなると思うと気が楽になる。
奇跡自体ポックスが苦手とするデッキであったし、ポックスにもガン刺さりする《真髄の針》がこれで環境から減ってくれるともっと嬉しい。
追記1:フェリダー禁止されました。英断。
◆「戦闘入ります」
上手く言語化できないけれど前よりややこしくなった気が。
今回の変更で、AP「戦闘入ります」→NAP「クリコマで」→AP「(クリコマ解決後に)セットランドからスマッシャー」みたいなことも可能になった訳で、NAPがそれを回避するには戦闘開始ステップの優先権のパスまでを確認せねばならず、AP側も相手との齟齬なく丁寧にプレイするには「戦闘入ります」→「攻撃クリーチャー指定へ」と一手間増えたように感じる。
まぁ、戦闘前メインからいきなり「攻撃クリーチャー指定まで優先権をパス」と一言で処理しても良いのだろうけど、今回のルール変更で逆に認識のズレが生じて揉めたら嫌だなと思う。
追記2:APが戦闘前メイン・フェイズの優先権を放棄し、NAPがそれに対応した時点で戦闘開始ステップに移行するように変更されていたので、「クリコマ~スマッシャー」の例は誤解でした。
最近気になったデッキ
2016年12月27日 MTG雑記【レガシー】《小悪疫》型デプス(というよりローム)
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3747
前に4Cロームを使ったときに少し書いたやつの例。
【レガシー】黒単グリセルストーム
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi16/article/018135/#
エタフェスヴィンテージでも優勝したらしいですね。
《意志の大魔術師》使ってみたい。
【モダン】白黒ポックス
http://www.izzetmtgnews.com/archives/31155
メンターポックスじゃないか!
トップ勝負になりやすく、自分の手札を捨てていくポックスで《マナの税収》は弱そうには見えるけれど。
スタンは環境が良くなることをサンタさんにお願いしたら、(スタンには影響の無い)マスターピースばかり公開されてそうじゃない感。
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/3747
前に4Cロームを使ったときに少し書いたやつの例。
【レガシー】黒単グリセルストーム
http://coverage.mtg-jp.com/gpchi16/article/018135/#
エタフェスヴィンテージでも優勝したらしいですね。
《意志の大魔術師》使ってみたい。
【モダン】白黒ポックス
http://www.izzetmtgnews.com/archives/31155
メンターポックスじゃないか!
トップ勝負になりやすく、自分の手札を捨てていくポックスで《マナの税収》は弱そうには見えるけれど。
スタンは環境が良くなることをサンタさんにお願いしたら、(スタンには影響の無い)マスターピースばかり公開されてそうじゃない感。
8/28 交流会でスタンとモダン
2016年8月31日 MTG雑記スタンとモダンに参加。
レガシーは参加者不足のために立たず。
BGカラーの汎用除去に、ハンデスによる監視、三球チャリスによるアクセス権限の掌握を目指すゴルガリ・スタックス、略して「ゴル○タ」なるデッキを考えていただけに残念w
スタンは黒緑昂揚で2-1
赤単スライ ×○×
赤白バーン ○○
白黒コン ×○○
モダンは黒緑デスクラウドで1-2
ジャンド ○○
感染 ××
白黒トークン ××
黒緑昂揚はスタンで使ってきたBG系のデッキではそれほど思い入れのある部類ではないけれど、《衰滅》や《強迫》がもうすぐ落ちるかと思うと悲しい。
モダンは赤系が多いかと思ってキッチン・スラーグ増量に《クルフィックスの狩猟者》まで採用したけれど、それほど活きるゲームにはならず。
《死の雲》よりは基本的に《小悪疫》の方が強い。
《樹上の村》はマナベースに負担を掛けるけれど、起動コストの軽さから《死の雲》キャスト後も運用しやすいので、必ず採用したい。
次こそはレガシーやりたいです
レガシーは参加者不足のために立たず。
BGカラーの汎用除去に、ハンデスによる監視、三球チャリスによるアクセス権限の掌握を目指すゴルガリ・スタックス、略して「ゴル○タ」なるデッキを考えていただけに残念w
スタンは黒緑昂揚で2-1
赤単スライ ×○×
赤白バーン ○○
白黒コン ×○○
モダンは黒緑デスクラウドで1-2
ジャンド ○○
感染 ××
白黒トークン ××
黒緑昂揚はスタンで使ってきたBG系のデッキではそれほど思い入れのある部類ではないけれど、《衰滅》や《強迫》がもうすぐ落ちるかと思うと悲しい。
モダンは赤系が多いかと思ってキッチン・スラーグ増量に《クルフィックスの狩猟者》まで採用したけれど、それほど活きるゲームにはならず。
《死の雲》よりは基本的に《小悪疫》の方が強い。
《樹上の村》はマナベースに負担を掛けるけれど、起動コストの軽さから《死の雲》キャスト後も運用しやすいので、必ず採用したい。
次こそはレガシーやりたいです
黒厨は如何にしてレガシーを始めるに至ったのか
2016年8月8日 MTG雑記最近割とレガシー熱があるのと、昔語りがしたいのと、僕のような奇特な例でもレガシー参入の手助けになればという僅かながらの思いから、レガシーを始めた頃の当初を振り返りたいと思う。
僕がレガシーに参入したのは2012年、『ラヴニカへの回帰』がリリースされて少しした頃であり、DNを始める前で記録がきちんと残っていない頃である。
参入動機といえば単純明快「黒いデッキが使いたい」から。
当時のMTG事情を含め、あえて動機を付け足すなら
当時のスタンダードもゾンビや《ヴェールのリリアナ》を用いた黒いデッキは成立したものの「《スラーグ牙》に辟易したから」と、
モダンはフォーマットとして制定されて1年程で、認知度やプレイヤー数・イベント数も少なく、ましてや地方では……という感じで存在が怪しかったことがレガシーを選んだ理由にある。
更に理由を付け足すと「ショックランドが再録された」から(注:フェッチランドを持っていない人間の発想である)で、一応の論理として「持っている特殊地形の枚数が下環境でデッキを構築するに足る」と感じたからである。
さて、そんな黒厨がレガシーで最初に組んだのは、『The Gate』という黒単ミッドレンジのその亜流である。
『The Gate』というデッキについて解説すると、《深淵の迫害者》というフィニッシャーと、その処理手段兼コントロール手段を担う《陰謀団式療法》《無垢の血》《マラキールの門番》、その他黒の汎用スペルから構成される化石のようなデッキである。
本来は《闇の腹心》や《ヴェールのリリアナ》や《苦花》も入ることが多いものの、当時はろくに持っていなかったため、ゾンビパーツを足した亜流にすることに。
要するに生け贄として安い《墓所這い》《ゲラルフの伝書使》にサクり手段としても優秀な《屍肉喰らい》……そして《ファルケンラスの貴種》である。
今思うと《貴種》はかなり怪しい選択であるが、追加のサクり台になることと、当時は単純にその強さを盲信していたことが選んだ理由だったと思う。
《貴種》の為に赤を足す程の盲信具合。まぁすぐに《剣を鍬の》洗練を浴びることになるのだが。
余談ながらこのデッキには《小悪疫》も入っており、土地が伸びにくくなった結果《深淵の迫害者》をよく“捨てて”いた気が……w
しかしそんなデッキでも戦績は確か2-2で、フクダのレガシーデビューはごく普通の結果と相成った。
印象に残っている展開といえば、外人さん相手に《深淵の迫害者》で殴っていたら、《迫害者》を処理する前に相手に投了されて釈然としない勝利を納めたことだろうか。
『The Gate』はレガシー参入用のデッキとしては悪くはないけれど、言うなればレガシーのデッキらしくない普通のフェアデッキなので、『The Gate』で参入するぐらいならもっと自由にデッキを構築しても良いんじゃないかと思う。
とはいえ僕のDNやデッキを見てレガシーに参入しようと思う奇矯かつ貴重な人物は、そんな心配せずとも自由にデッキを組むのだろうけれども。
最後に、こんな風に過去を振り返ってみたけれど、思うのは「きちんと記録を付けておけば良かった」ということなので、その点DNで記録を残し始めたのは自分の糧になっていると感じる。
記憶に基づく昔語りは昔語りで美化や誇張や改竄があって面白いけれど、やはりリアルタイムの感想や戦績やデッキリスト等があってこそだろう。
という訳で次の機会の題材として「僕がMTGを始めた/再開した経緯」「DNのメリット(?)」をスタックに積んでおこうと思う。
僕がレガシーに参入したのは2012年、『ラヴニカへの回帰』がリリースされて少しした頃であり、DNを始める前で記録がきちんと残っていない頃である。
参入動機といえば単純明快「黒いデッキが使いたい」から。
当時のMTG事情を含め、あえて動機を付け足すなら
当時のスタンダードもゾンビや《ヴェールのリリアナ》を用いた黒いデッキは成立したものの「《スラーグ牙》に辟易したから」と、
モダンはフォーマットとして制定されて1年程で、認知度やプレイヤー数・イベント数も少なく、ましてや地方では……という感じで存在が怪しかったことがレガシーを選んだ理由にある。
更に理由を付け足すと「ショックランドが再録された」から(注:フェッチランドを持っていない人間の発想である)で、一応の論理として「持っている特殊地形の枚数が下環境でデッキを構築するに足る」と感じたからである。
さて、そんな黒厨がレガシーで最初に組んだのは、『The Gate』という黒単ミッドレンジのその亜流である。
『The Gate』というデッキについて解説すると、《深淵の迫害者》というフィニッシャーと、その処理手段兼コントロール手段を担う《陰謀団式療法》《無垢の血》《マラキールの門番》、その他黒の汎用スペルから構成される
本来は《闇の腹心》や《ヴェールのリリアナ》や《苦花》も入ることが多いものの、当時はろくに持っていなかったため、ゾンビパーツを足した亜流にすることに。
要するに生け贄として安い《墓所這い》《ゲラルフの伝書使》にサクり手段としても優秀な《屍肉喰らい》……そして《ファルケンラスの貴種》である。
今思うと《貴種》はかなり怪しい選択であるが、追加のサクり台になることと、当時は単純にその強さを盲信していたことが選んだ理由だったと思う。
《貴種》の為に赤を足す程の盲信具合。まぁすぐに《剣を鍬の》洗練を浴びることになるのだが。
余談ながらこのデッキには《小悪疫》も入っており、土地が伸びにくくなった結果《深淵の迫害者》をよく“捨てて”いた気が……w
しかしそんなデッキでも戦績は確か2-2で、フクダのレガシーデビューはごく普通の結果と相成った。
印象に残っている展開といえば、外人さん相手に《深淵の迫害者》で殴っていたら、《迫害者》を処理する前に相手に投了されて釈然としない勝利を納めたことだろうか。
『The Gate』はレガシー参入用のデッキとしては悪くはないけれど、言うなればレガシーのデッキらしくない普通のフェアデッキなので、『The Gate』で参入するぐらいならもっと自由にデッキを構築しても良いんじゃないかと思う。
とはいえ僕のDNやデッキを見てレガシーに参入しようと思う奇矯かつ貴重な人物は、そんな心配せずとも自由にデッキを組むのだろうけれども。
最後に、こんな風に過去を振り返ってみたけれど、思うのは「きちんと記録を付けておけば良かった」ということなので、その点DNで記録を残し始めたのは自分の糧になっていると感じる。
記憶に基づく昔語りは昔語りで美化や誇張や改竄があって面白いけれど、やはりリアルタイムの感想や戦績やデッキリスト等があってこそだろう。
という訳で次の機会の題材として「僕がMTGを始めた/再開した経緯」「DNのメリット(?)」をスタックに積んでおこうと思う。
異界月プレヴューウィークのフィナーレへようこそ!
今回はずばり、『異界月』とは何なのかについてお話ししたいと思う。
これまでマジックにおいて「月」といえば、青・黒・赤のものだった。(《蒼ざめた月》《不吉の月》《血染めの月》の画像)
だがイニストラードにおいては月は人間を庇護する神聖なものであり、宙に浮かぶ巨大な銀塊である。
――そう、アヴァシンを失い異界と化したイニストラードにとって、月は人間の最後の希望なのだ。
その為『異界月』では、新たに台頭した勢力であるエルドラージと月の加護を受けた人間に焦点を当てることが決まっていた。
それでは、あなたにも月光の加護があらんことを!
http://mtg-jp.com/publicity/0017128/#
今回はずばり、『異界月』とは何なのかについてお話ししたいと思う。
これまでマジックにおいて「月」といえば、青・黒・赤のものだった。(《蒼ざめた月》《不吉の月》《血染めの月》の画像)
だがイニストラードにおいては月は人間を庇護する神聖なものであり、宙に浮かぶ巨大な銀塊である。
――そう、アヴァシンを失い異界と化したイニストラードにとって、月は人間の最後の希望なのだ。
その為『異界月』では、新たに台頭した勢力であるエルドラージと月の加護を受けた人間に焦点を当てることが決まっていた。
それでは、あなたにも月光の加護があらんことを!
http://mtg-jp.com/publicity/0017128/#
伊藤潤二の『溶解教室』のちずみと、《Wailing Ghoul》のギサのポーズが完全に一致だった件について。
ギサとゲラルフというキャラクターはどことなく伊藤潤二(ホラー漫画家)の世界観の登場人物っぽくて、
つまりは病的で神経質風な男性と、奔放で狂気じみた女性であったり、グロテスクな状況で展開されるシュールな笑いさえ起こすやりとりであったりが印象的であったけれど、もうこのイラストを見て堪らなくなってしまった。
とくにギサの方は目がイっているところも含め、いかにもという感じ。
ちなみに『溶解教室』の中心人物である夕馬とちずみも兄妹で、両親がリアニメイトされますw
『溶解教室』も面白いし最近の作品なので、興味がある人は読んでみてね。
さてそんなギサとゲラルフが遂に一枚のカードとして登場ということだが、誤訳という説然るべき場所で紹介もされている筈なので、カード自体の紹介は割愛。
人気のあるキャラクターらしいし、以前の単色のものではジェネラルにしたとき《グリムグリン》を入れられないのが云々かんぬん……という話を読んだ記憶があったので、二色で登場することやジェネラルで使えるように1枚のカードとして登場するだろうという予測はあった。
正直性能は限定的すぎて弱いとは思うけれど、フレイバーとしては素晴らしいので現状一番心躍るカード。
僕もこの二人は好きであるし、特にギサの方はMTGで登場するキャラクターの中で一番好きかもしれない。
キャラクターについて書くと旧イニストラードでは、ゲラルフはギサのことを表面上は鬱陶しがっているけれど大好き、ギサはゲラルフのことを心底馬鹿にしていてオモチャとしておちょくっているという印象だったけれど、今回の様子を見るに何だかんだで仲が良いようで。
詰まるところどちらも構ってちゃん気質なのだろう。
変に和解したり良い話に持っていかず、結局仲良くケンカしながら爆発オチみたいなストーリー展開だと嬉しい。
セカーニ姉弟についてはまだ書きたいこともあるけれど、今後ストーリーの続きもあるだろうからこの辺で。
ギサとゲラルフというキャラクターはどことなく伊藤潤二(ホラー漫画家)の世界観の登場人物っぽくて、
つまりは病的で神経質風な男性と、奔放で狂気じみた女性であったり、グロテスクな状況で展開されるシュールな笑いさえ起こすやりとりであったりが印象的であったけれど、もうこのイラストを見て堪らなくなってしまった。
とくにギサの方は目がイっているところも含め、いかにもという感じ。
ちなみに『溶解教室』の中心人物である夕馬とちずみも兄妹で、両親がリアニメイトされますw
『溶解教室』も面白いし最近の作品なので、興味がある人は読んでみてね。
さてそんなギサとゲラルフが遂に一枚のカードとして登場ということだが、
人気のあるキャラクターらしいし、以前の単色のものではジェネラルにしたとき《グリムグリン》を入れられないのが云々かんぬん……という話を読んだ記憶があったので、二色で登場することやジェネラルで使えるように1枚のカードとして登場するだろうという予測はあった。
正直性能は限定的すぎて弱いとは思うけれど、フレイバーとしては素晴らしいので現状一番心躍るカード。
僕もこの二人は好きであるし、特にギサの方はMTGで登場するキャラクターの中で一番好きかもしれない。
キャラクターについて書くと旧イニストラードでは、ゲラルフはギサのことを表面上は鬱陶しがっているけれど大好き、ギサはゲラルフのことを心底馬鹿にしていてオモチャとしておちょくっているという印象だったけれど、今回の様子を見るに何だかんだで仲が良いようで。
詰まるところどちらも構ってちゃん気質なのだろう。
変に和解したり良い話に持っていかず、結局仲良くケンカしながら爆発オチみたいなストーリー展開だと嬉しい。
セカーニ姉弟についてはまだ書きたいこともあるけれど、今後ストーリーの続きもあるだろうからこの辺で。
フレイバーテキストの話
2016年3月24日 MTG雑記 コメント (3)
突然ですがフレイバーテキストって良いですよね。
何故こんな話をし始めたかという理由は置いておいて、「フレイバーテキストが良きものである」という論について異論を唱える人はまずいないと思います。
さてところで、《精神腐敗》というカードがありますよね。
ある一定時間量をMTGに注いだプレイヤーならテキストを諳じることも困難でない程にメジャーな、レアリティ通りにコモンな、あの《精神腐敗》です。
メジャーでコモンというだけあって、複数回再録されている……というのも説明に及ばないと思いますが、多くのカードと同様に、再録によってイラストやフレイバーテキスト違いのものが複数存在するというのが一つのポイントです。
《精神腐敗》のイラストと言えば、精神腐敗というよりも脳髄爆裂(物理)といった趣のSteve Lukeのものが再録回数的にも一般的であると思いますが、そのフレイバーテキストは再録時によって異なります。
例えば基本セット2014では
「あら残念。メモしておけばよかったのに。」――リリアナ・ヴェス
とまぁおおよそ残念には思っていなさそうなリリアナ嬢の発言となっていますが、
続く基本セット2015では同一イラストながらフレイバーテキストは
「発想の源が失われるのは悲しいものがある。今回のは特に有望そうだったのだが。」――アショク
とまぁこれまた全然悲しんでいなさそうなアショクのものへと挿し替わっています。
それがどうしたと思うかもしれませんが、イラストを変えずにフレイバーテキストだけを変えることによって、《精神腐敗》という呪文が特定の魔術師独自固有のものではない、多次元宇宙にわたって一般的な魔法であることが、黒のPWは皆だいたいこう(脳髄爆裂)して精神を破壊しているということが、さりげなく表現されていると感じます。
2つのフレイバーテキストの印象も似ていますしね。
あるいは《精神腐敗》という古くからある馴染みあるイラストの呪文に、最近現れたばかりのPWの名でもって再録されたことが、誇張の無い意外性となって面白いと感じたのかもしれません。
他にもこのような再録の例はあるかもしれませんが、複数の再録によってそれがスタンダードでポピュラーな、フレイバーテキストに彩られるに相応しい"バニラ"であることが表現された好例だと思います。
続いても基本セットは2015から、《飛空士の修繕屋》というカードがあります。
コスト(2)(U)で2/3の、「あなたがアーティファクトをコントロールしている限り、~は飛行を持つ。」という能力を持つ、さして印象に残らない程無害な、所謂リミテッド用のカードです。
飛行機械を背景に飛び立たんとするそんな彼のフレイバーテキストは、
「修繕屋はどいつもこいつも頼りない奴ばかりだ。俺はどんどん上を目指すつもりだ。」というもの。
「上を目指すつもりだ」という表現が上昇志向の彼のキャラクター性と、"飛行"という能力によって他のクリーチャーの上をいく様、更に能力の獲得によって彼の性能が"向上する"様を表していて、正当にフレイバーテキストらしいフレイバーテキストだと思います。
更に、同じく基本セットには《ならず者の手袋》というアーティファクトがありまして、これは詳細は省くものの「装備者が戦闘ダメージを通す度1ドローできる」という装備品です。
お察しの通り《修繕屋》とシナジーしたカードですが、これが面白いと感じるのはフレイバーテキストの「修繕屋はどいつもこいつも頼りない奴ばかりだ。」という部分に対応しているところで、これを装備することによって彼が特別抜きん出た存在であると感じるデザインになっていると思います。
そのままであると「アーティファクトあったら他の修繕屋も全員飛行持つやーん!」みたいな突っ込みも可能ですが、"装備"という行為によって個が強調され、彼個人が他の修繕屋を見下しつつ、クリーチャーとしても高みに至るというフレイバーがカード間に形成されているとは思えないでしょうか。
更に更に、イラストに描かれた飛行機械も、彼がどのような方法で飛行しているのかを表現しつつ、同エキスパンションに存在する《羽ばたき飛行機械》とのシナジーを示していて、実に芳醇なフレイバーを持つカードだなと。
余談ながら《ならず者の手袋》のフレイバーテキストも原文に倣って韻を踏んだ翻訳になっているので是非ご一読ください。
何故こんな話をし始めたかという理由は置いておいて、「フレイバーテキストが良きものである」という論について異論を唱える人はまずいないと思います。
さてところで、《精神腐敗》というカードがありますよね。
ある一定時間量をMTGに注いだプレイヤーならテキストを諳じることも困難でない程にメジャーな、レアリティ通りにコモンな、あの《精神腐敗》です。
メジャーでコモンというだけあって、複数回再録されている……というのも説明に及ばないと思いますが、多くのカードと同様に、再録によってイラストやフレイバーテキスト違いのものが複数存在するというのが一つのポイントです。
《精神腐敗》のイラストと言えば、精神腐敗というよりも脳髄爆裂(物理)といった趣のSteve Lukeのものが再録回数的にも一般的であると思いますが、そのフレイバーテキストは再録時によって異なります。
例えば基本セット2014では
「あら残念。メモしておけばよかったのに。」――リリアナ・ヴェス
とまぁおおよそ残念には思っていなさそうなリリアナ嬢の発言となっていますが、
続く基本セット2015では同一イラストながらフレイバーテキストは
「発想の源が失われるのは悲しいものがある。今回のは特に有望そうだったのだが。」――アショク
とまぁこれまた全然悲しんでいなさそうなアショクのものへと挿し替わっています。
それがどうしたと思うかもしれませんが、イラストを変えずにフレイバーテキストだけを変えることによって、《精神腐敗》という呪文が特定の魔術師独自固有のものではない、多次元宇宙にわたって一般的な魔法であることが、黒のPWは皆だいたいこう(脳髄爆裂)して精神を破壊しているということが、さりげなく表現されていると感じます。
2つのフレイバーテキストの印象も似ていますしね。
あるいは《精神腐敗》という古くからある馴染みあるイラストの呪文に、最近現れたばかりのPWの名でもって再録されたことが、誇張の無い意外性となって面白いと感じたのかもしれません。
他にもこのような再録の例はあるかもしれませんが、複数の再録によってそれがスタンダードでポピュラーな、フレイバーテキストに彩られるに相応しい"バニラ"であることが表現された好例だと思います。
続いても基本セットは2015から、《飛空士の修繕屋》というカードがあります。
コスト(2)(U)で2/3の、「あなたがアーティファクトをコントロールしている限り、~は飛行を持つ。」という能力を持つ、さして印象に残らない程無害な、所謂リミテッド用のカードです。
飛行機械を背景に飛び立たんとするそんな彼のフレイバーテキストは、
「修繕屋はどいつもこいつも頼りない奴ばかりだ。俺はどんどん上を目指すつもりだ。」というもの。
「上を目指すつもりだ」という表現が上昇志向の彼のキャラクター性と、"飛行"という能力によって他のクリーチャーの上をいく様、更に能力の獲得によって彼の性能が"向上する"様を表していて、正当にフレイバーテキストらしいフレイバーテキストだと思います。
更に、同じく基本セットには《ならず者の手袋》というアーティファクトがありまして、これは詳細は省くものの「装備者が戦闘ダメージを通す度1ドローできる」という装備品です。
お察しの通り《修繕屋》とシナジーしたカードですが、これが面白いと感じるのはフレイバーテキストの「修繕屋はどいつもこいつも頼りない奴ばかりだ。」という部分に対応しているところで、これを装備することによって彼が特別抜きん出た存在であると感じるデザインになっていると思います。
そのままであると「アーティファクトあったら他の修繕屋も全員飛行持つやーん!」みたいな突っ込みも可能ですが、"装備"という行為によって個が強調され、彼個人が他の修繕屋を見下しつつ、クリーチャーとしても高みに至るというフレイバーがカード間に形成されているとは思えないでしょうか。
更に更に、イラストに描かれた飛行機械も、彼がどのような方法で飛行しているのかを表現しつつ、同エキスパンションに存在する《羽ばたき飛行機械》とのシナジーを示していて、実に芳醇なフレイバーを持つカードだなと。
余談ながら《ならず者の手袋》のフレイバーテキストも原文に倣って韻を踏んだ翻訳になっているので是非ご一読ください。
風切る泥沼の評価等【雑記】
2016年1月14日 MTG雑記 コメント (2)・個人的には待ち望んでいた黒緑ミシュラランドの《風切る泥沼》。
付与された能力は大方の予想通り接死で、サイズも2/2と《魔鍵》相当、起動コストも1GBと、他のミシュランに比べて特筆したものがある訳でもなく、総じて無難というか地味で微妙な印象。
◆スタンダード
《荒野の後継者》が使われているように、《アブザンの魔除け》に引っ掛からない接死持ちであることが評価できる。
ミシュラランドとしての除去耐性、即ち《絹包み》や全体除去のようなソーサリータイミングの除去に強い点や土地故に《完全なる終わり》が効かない点等、意外と除去しにくいことを含め、選択の少ない多色地形の一つとして採用されるだろう。
◆モダン
BG系を中心に使われる可能性がある……レベル。
2/2接死というスペックが単に弱いだけでなく、ミシュランをアタッカーとして使いたいBG系の戦術・戦略に対して防御的なデザインが合致していない。
例えば接死がより有効に機能するブロック時では、アタック時のようにハンデスで露払いしてからクリーチャー化ということが難しく除去に曝されやすい。
更に言えば、《ヴェールのリリアナ》をはじめとして自分から手札を切っていくBG系において、《泥沼》をブロッカーに立てておいて、殴ってこなかったら浮かせたマナと手札を使う……という動きはやや成立しにくく、ブロッカーとして立てることによるテンポロスの方が大きいのではないかと予想する。
2/2というサイズも《未練ある魂》のトークン2体や《瞬唱の魔道士》で討ち取られるサイズであり、比較対象となるであろう《樹上の村》の3/3トランプルに対してもあまりに貧弱。
そもそも、黒緑ミシュランとしてマナベースの改善には貢献するものの、BG系がそれに窮するのは安定を削いででも《樹上の村》や《地盤の際》、《幽霊街》といったユーティリティを優先した場合であり、それらを廃してまで《泥沼》を入れるかというと……
擁護の為に加えると、抹消者ロックやデスクラウドのようなより色拘束の強いデッキでは4積みも有り得るし、土地でさえ接死によって1対1交換が取れるのは差別化できる点であり、重ねながらBG系では数枚選択肢入る可能性が"ある"。
◆レガシー
残念ながら「お察し」というか「お呼びでない」というか……
先輩の《樹上の村》ですら基本的に出番が無い時点で《泥沼》の活躍など推して知るべし。
デュアルランドによる強靭なマナベースの前に、二色タップインなど採用の余地も無く。
とは言え《泥沼》自体はいたく気に入っているので、4枚プレオーダーしてしまったし、スタンでもモダンでも使うだろうけども。
・あと改めて《黄昏のぬかるみ》(黒緑ハイブリッドランド)のエクスぺディション版を1枚募集します。
・今日は僕も休みなので、16時から安全運転さん宅でwtnb会(?)をします。
書いても人来ないでしょうけど、モダンやレガシーをプレイしたい方を歓迎します。
・1/24は丸亀までレガシー遠征ワンチャン。
朝から行ってシールドも、というプランも。
・DNアンケート
アンケートするだけで話題になるDiaryNote。
連絡手段としても使っているのでガラケー向きサービスは切って欲しくないんですが、もし切られたらスマホ変えるかも。
運営は文系出身の集まりらしいですが、広告も無く登録料も無い中でどこから資金を調達しているんでしょう?
TCG方面に特化し過ぎて「DN独占プレビューカード!」とか始まると面白いですね。
関係無いですが、僕は早朝更新することが多いので時々DNのメンテ(5:00~5:30ぐらい)に引っ掛かって書いた内容が消えます。
付与された能力は大方の予想通り接死で、サイズも2/2と《魔鍵》相当、起動コストも1GBと、他のミシュランに比べて特筆したものがある訳でもなく、総じて無難というか地味で微妙な印象。
◆スタンダード
《荒野の後継者》が使われているように、《アブザンの魔除け》に引っ掛からない接死持ちであることが評価できる。
ミシュラランドとしての除去耐性、即ち《絹包み》や全体除去のようなソーサリータイミングの除去に強い点や土地故に《完全なる終わり》が効かない点等、意外と除去しにくいことを含め、選択の少ない多色地形の一つとして採用されるだろう。
◆モダン
BG系を中心に使われる可能性がある……レベル。
2/2接死というスペックが単に弱いだけでなく、ミシュランをアタッカーとして使いたいBG系の戦術・戦略に対して防御的なデザインが合致していない。
例えば接死がより有効に機能するブロック時では、アタック時のようにハンデスで露払いしてからクリーチャー化ということが難しく除去に曝されやすい。
更に言えば、《ヴェールのリリアナ》をはじめとして自分から手札を切っていくBG系において、《泥沼》をブロッカーに立てておいて、殴ってこなかったら浮かせたマナと手札を使う……という動きはやや成立しにくく、ブロッカーとして立てることによるテンポロスの方が大きいのではないかと予想する。
2/2というサイズも《未練ある魂》のトークン2体や《瞬唱の魔道士》で討ち取られるサイズであり、比較対象となるであろう《樹上の村》の3/3トランプルに対してもあまりに貧弱。
そもそも、黒緑ミシュランとしてマナベースの改善には貢献するものの、BG系がそれに窮するのは安定を削いででも《樹上の村》や《地盤の際》、《幽霊街》といったユーティリティを優先した場合であり、それらを廃してまで《泥沼》を入れるかというと……
擁護の為に加えると、抹消者ロックやデスクラウドのようなより色拘束の強いデッキでは4積みも有り得るし、土地でさえ接死によって1対1交換が取れるのは差別化できる点であり、重ねながらBG系では数枚選択肢入る可能性が"ある"。
◆レガシー
残念ながら「お察し」というか「お呼びでない」というか……
先輩の《樹上の村》ですら基本的に出番が無い時点で《泥沼》の活躍など推して知るべし。
デュアルランドによる強靭なマナベースの前に、二色タップインなど採用の余地も無く。
とは言え《泥沼》自体はいたく気に入っているので、4枚プレオーダーしてしまったし、スタンでもモダンでも使うだろうけども。
・あと改めて《黄昏のぬかるみ》(黒緑ハイブリッドランド)のエクスぺディション版を1枚募集します。
・今日は僕も休みなので、16時から安全運転さん宅でwtnb会(?)をします。
書いても人来ないでしょうけど、モダンやレガシーをプレイしたい方を歓迎します。
・1/24は丸亀までレガシー遠征ワンチャン。
朝から行ってシールドも、というプランも。
・DNアンケート
アンケートするだけで話題になるDiaryNote。
連絡手段としても使っているのでガラケー向きサービスは切って欲しくないんですが、もし切られたらスマホ変えるかも。
運営は文系出身の集まりらしいですが、広告も無く登録料も無い中でどこから資金を調達しているんでしょう?
TCG方面に特化し過ぎて「DN独占プレビューカード!」とか始まると面白いですね。
関係無いですが、僕は早朝更新することが多いので時々DNのメンテ(5:00~5:30ぐらい)に引っ掛かって書いた内容が消えます。
11/10 wtnb会でした
2015年11月12日 MTG雑記珍しく仕事が早く終わった&火曜日だった&10月・11月の交流会が無かったために、レガシー熱に負けてwtnb会に参ずることに。
ディグの無くなった環境を謳歌しました(元々高知ではそれほど撃たれなかったけど)。
来年の11月のGPはレガシーなので、機会を見つけてデッキを回していきたい。
というか来年は本戦に参加するのはレガシーGPだけになるかも。
モダンは、結局前に回せなかったマルドゥポックスを回しつつ、青黒LOとの相性差を感じたり、ミシュランの欠点であった「除去される」という欠点を克服した《伐採地の滝》入りBGを試したり(ショックランドが痛い割に微妙でした)。
EDHはしばらくやってなかったのでデッキがパーツ取りに使われてガタガタになっているけど、C15も発売されるしそろそろ組み直そうと考え中。
《小悪疫》や《死の雲》系を満載したラジカルなデッキを組もうかな。
僕はあまり参加できてないけど、wtnb会ではレガシーを中心にデッキが回せます。
黒くないデッキを使っている僕の姿が見られるかも?!
スタンはあれよあれよと言う間にGP間近になってしまって、これほどまでにデッキを回す機会が無いものかという感じではあるけども、半ば仕方無しにデッキは決まりつつある。
全然関係無いけど、明日は「《強大化》した《イマーラ・タンドリス》の日」ですね。
ディグの無くなった環境を謳歌しました(元々高知ではそれほど撃たれなかったけど)。
来年の11月のGPはレガシーなので、機会を見つけてデッキを回していきたい。
というか来年は本戦に参加するのはレガシーGPだけになるかも。
モダンは、結局前に回せなかったマルドゥポックスを回しつつ、青黒LOとの相性差を感じたり、ミシュランの欠点であった「除去される」という欠点を克服した《伐採地の滝》入りBGを試したり(ショックランドが痛い割に微妙でした)。
EDHはしばらくやってなかったのでデッキがパーツ取りに使われてガタガタになっているけど、C15も発売されるしそろそろ組み直そうと考え中。
《小悪疫》や《死の雲》系を満載したラジカルなデッキを組もうかな。
僕はあまり参加できてないけど、wtnb会ではレガシーを中心にデッキが回せます。
黒くないデッキを使っている僕の姿が見られるかも?!
スタンはあれよあれよと言う間にGP間近になってしまって、これほどまでにデッキを回す機会が無いものかという感じではあるけども、半ば仕方無しにデッキは決まりつつある。
全然関係無いけど、明日は「《強大化》した《イマーラ・タンドリス》の日」ですね。
スタンむずい【雑記】
2015年10月21日 MTG雑記むずいというか、使う色を選り好みしているせいだけれど、どのデッキもしっくりこなくて辛い。
黒の除去が重いだけでなくソーサリータイミングになったのが想像以上に効いていて、頼みの《究極の価格》も環境的に穴だらけという。
ただ、デッキは色々組めそうな感じではあるし、GPもあるのでやる気は結構ある。
デッキタイプとしては除去コンが好きなので、多くても3色で組めたら良いな~……
ゲームデーは何ででよう?
モダンはハンガーバックと《ムラーサの緑守り》の獲得によって、マナフラッド耐性と《死の雲》からのリカバリーが強化されたネクストレベル・デスクラウドを回してみたけど、デスクラウドっていうデッキの構造上の欠陥の厳しさを感じるだけだった。
レガシーは《黒の万力》がまた安くなるか、どこかで結果が出るのを待つことにした。
《黒の万力》みたいに消耗戦に弱くて、ハンデスと違って直接的に消耗戦に持ち込むこともできないカードは好みじゃない(断言)
あと全然関係無いけど、ホリデーギフトボックスには通常枠の土地が付いてくるみたいで、通常枠好きとしてはありがたい。
通常枠土地のために構築済みデッキを買うのも馬鹿らしいし、整理に使えるギフトボックスはローテーションごとに欲しくなるので嬉しい抱き合わせ。
黒の除去が重いだけでなくソーサリータイミングになったのが想像以上に効いていて、頼みの《究極の価格》も環境的に穴だらけという。
ただ、デッキは色々組めそうな感じではあるし、GPもあるのでやる気は結構ある。
デッキタイプとしては除去コンが好きなので、多くても3色で組めたら良いな~……
ゲームデーは何ででよう?
モダンはハンガーバックと《ムラーサの緑守り》の獲得によって、マナフラッド耐性と《死の雲》からのリカバリーが強化されたネクストレベル・デスクラウドを回してみたけど、デスクラウドっていうデッキの構造上の欠陥の厳しさを感じるだけだった。
レガシーは《黒の万力》がまた安くなるか、どこかで結果が出るのを待つことにした。
《黒の万力》みたいに消耗戦に弱くて、ハンデスと違って直接的に消耗戦に持ち込むこともできないカードは好みじゃない(断言)
あと全然関係無いけど、ホリデーギフトボックスには通常枠の土地が付いてくるみたいで、通常枠好きとしてはありがたい。
通常枠土地のために構築済みデッキを買うのも馬鹿らしいし、整理に使えるギフトボックスはローテーションごとに欲しくなるので嬉しい抱き合わせ。
恒例(?)の。まだ落ちてないので厳密には追悼ではないが。
(去年と同文)
お世話になったカード
1位
英雄の破滅
出た当初は《殺害》と比較され、その重さがネックなような扱いを受けていた記憶があるけど(実際重い)、クリーチャーを絞ったコントロールに対しても有効な除去として非常に重宝した。
これまで有りがちだった除去ハンの前にPWを出されて何も出来ずに負けるという展開を解消しているし、インスタントだったのも対ミシュラン的に重要だったと、《破滅の道》を見て思う。
環境の基本の除去として是非また再録されて欲しい。
2位
思考囲い
スタンで使えることよりもまず、7000円ぐらいしていたのが一気に安くなって下の環境で使うきっかけになったのが嬉しかった。
カードとしては今更その強さを語る必要も無いだろうけど、消耗戦でトップした時に弱かったり2点ライフの損失が痛かったりで使い所を選ぶので《英雄の破滅》の一つ下の順位に。
やっぱり《群れネズミ》と組んでいる頃がお互いの弱みを補完しあって一番やばかった。
3位
荒野の収穫者
KTK環境になってからはご無沙汰だったけど、RTR~THS環境ではお世話になったカード。
他の人は全然使ってなかったけど、その分愛着もあってもっと使いたかった。
持って生まれた除去耐性に加えて更に呪禁も付けられ、除去→占術で次の除去をトップにを繰り返してボードを制圧する動きが好きだった。
4位
世界を目覚めさせる者、ニッサ
出た当初はこんなに強いカードとは思っていなかったけど、M15でのマナベースの充実と共にゴルガリミッドレンジをトップメタに押し上げるぐらいには強かった。
ペスに比べて防御面の脆さはあったけど、消耗戦での強さや押している場面での決定力はまさにフィニッシャー級で、このカードで勝ちを決めたゲームは数え切れない。
5位
胆汁病
基本的に序盤しか強くなくて効きの悪い相手も多いけど、個人的には好きなカードだった。
2マナでボードアドバンテージが取れるカードはやっぱり強いし、うざったい《炎樹族の使者》や凶悪な《群れネズミ》等の横に展開するカードに対する除去コン側の解答として、また再生や破壊不能にも効く除去としても、十分に働いてくれたと思う。
番外編
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
土地の中でも特に(下環境で)お世話になった1枚。
黒いデッキだとだいたい1枚は積み得で、ポックスみたいに4枚積むデッキもあることからあっちで使いこっちで使いのカードだった。
4枚セットで使うというものでもないせいでどこで何枚使ったかの把握が難しく、M15で再録されて価格が暴落したのを機に8枚揃えて管理が楽になりました。
テーロス~M15は(天界の粛清やスラーグ牙ような)むかつくカードも無く、個人的には良かったと思える環境だった。
惜しむらくは2マナの除去が弱めだったのと純正BGでまともデッキが組めなかったことで、もうちょっと多色を咎めるカードがあっても良かったのではとは思う。
今後は1年に2ブロックでローテーション落ちも年2回になると思うと度々名残惜しい思いをしないといけないので寂しい。
あと全然関係無いですが知り合いでゼンディカーエクスペディションで《草むした墓》か《新緑の地下墓地》が出た方、各1枚ですが買取を考えているのでご相談ください。
(去年と同文)
お世話になったカード
1位
英雄の破滅
出た当初は《殺害》と比較され、その重さがネックなような扱いを受けていた記憶があるけど(実際重い)、クリーチャーを絞ったコントロールに対しても有効な除去として非常に重宝した。
これまで有りがちだった除去ハンの前にPWを出されて何も出来ずに負けるという展開を解消しているし、インスタントだったのも対ミシュラン的に重要だったと、《破滅の道》を見て思う。
環境の基本の除去として是非また再録されて欲しい。
2位
思考囲い
スタンで使えることよりもまず、7000円ぐらいしていたのが一気に安くなって下の環境で使うきっかけになったのが嬉しかった。
カードとしては今更その強さを語る必要も無いだろうけど、消耗戦でトップした時に弱かったり2点ライフの損失が痛かったりで使い所を選ぶので《英雄の破滅》の一つ下の順位に。
やっぱり《群れネズミ》と組んでいる頃がお互いの弱みを補完しあって一番やばかった。
3位
荒野の収穫者
KTK環境になってからはご無沙汰だったけど、RTR~THS環境ではお世話になったカード。
他の人は全然使ってなかったけど、その分愛着もあってもっと使いたかった。
持って生まれた除去耐性に加えて更に呪禁も付けられ、除去→占術で次の除去をトップにを繰り返してボードを制圧する動きが好きだった。
4位
世界を目覚めさせる者、ニッサ
出た当初はこんなに強いカードとは思っていなかったけど、M15でのマナベースの充実と共にゴルガリミッドレンジをトップメタに押し上げるぐらいには強かった。
ペスに比べて防御面の脆さはあったけど、消耗戦での強さや押している場面での決定力はまさにフィニッシャー級で、このカードで勝ちを決めたゲームは数え切れない。
5位
胆汁病
基本的に序盤しか強くなくて効きの悪い相手も多いけど、個人的には好きなカードだった。
2マナでボードアドバンテージが取れるカードはやっぱり強いし、うざったい《炎樹族の使者》や凶悪な《群れネズミ》等の横に展開するカードに対する除去コン側の解答として、また再生や破壊不能にも効く除去としても、十分に働いてくれたと思う。
番外編
ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
土地の中でも特に(下環境で)お世話になった1枚。
黒いデッキだとだいたい1枚は積み得で、ポックスみたいに4枚積むデッキもあることからあっちで使いこっちで使いのカードだった。
4枚セットで使うというものでもないせいでどこで何枚使ったかの把握が難しく、M15で再録されて価格が暴落したのを機に8枚揃えて管理が楽になりました。
テーロス~M15は(天界の粛清やスラーグ牙ような)むかつくカードも無く、個人的には良かったと思える環境だった。
惜しむらくは2マナの除去が弱めだったのと純正BGでまともデッキが組めなかったことで、もうちょっと多色を咎めるカードがあっても良かったのではとは思う。
今後は1年に2ブロックでローテーション落ちも年2回になると思うと度々名残惜しい思いをしないといけないので寂しい。
あと全然関係無いですが知り合いでゼンディカーエクスペディションで《草むした墓》か《新緑の地下墓地》が出た方、各1枚ですが買取を考えているのでご相談ください。
GP神戸予約したった
2015年9月3日 MTG雑記 コメント (2)流石に7000円は高い……
まだ宿とか(交通手段も)確保してないけど、高知勢はその辺の予定は立ってるんでしょうか。
(というかそもそも誰が参加するのか)
宿取り隊長的な方がいて乗っかれるなら乗っかりたいけど、宿自体良いお値段するようだし、さっさと個人で確保するのが無難かな~
GP神戸では闇落ちグリッサやタシグル等のイラストを描いたChris Rahnや、 rk postのアーティストサイン会もあるようでそちらも割と楽しみ。
Chris RahnはGP神戸特製プレイマットの《オラン=リーフのハイドラ》のイラストレーターでもあるようで、というかそのために《ハイドラ》が選ばれたのかな?
正直ゼンディカーらしい土地のプレイマットでもくるかと思ったけど、ハイドラでもまぁ。
土地のイラストレーター繋がりの話題で少し脱線するけど、最近は土地絵師としてはAdam Paquetteがプッシュされてる感じですね。
(John Avon好きの某氏にとっては嬉しくない話でしょうが)
戦乱のゼンディカーでも例のレア土地サイクルをAdam氏が担当しているみたいだし、基本土地についてもイニストラード以降殆んどのブロックでイラストを描いているんじゃあ?
個人的には氏がKTKで描いたスゥルタイっぽい沼と森がBGカラーらしくて好みです。
GPはサイドイベントでレガシー等の下環境のイベントもあるだろうし、また沖縄勢とも会えるので楽しみ。
まだ宿とか(交通手段も)確保してないけど、高知勢はその辺の予定は立ってるんでしょうか。
(というかそもそも誰が参加するのか)
宿取り隊長的な方がいて乗っかれるなら乗っかりたいけど、宿自体良いお値段するようだし、さっさと個人で確保するのが無難かな~
GP神戸では闇落ちグリッサやタシグル等のイラストを描いたChris Rahnや、 rk postのアーティストサイン会もあるようでそちらも割と楽しみ。
Chris RahnはGP神戸特製プレイマットの《オラン=リーフのハイドラ》のイラストレーターでもあるようで、というかそのために《ハイドラ》が選ばれたのかな?
正直ゼンディカーらしい土地のプレイマットでもくるかと思ったけど、ハイドラでもまぁ。
土地のイラストレーター繋がりの話題で少し脱線するけど、最近は土地絵師としてはAdam Paquetteがプッシュされてる感じですね。
(John Avon好きの某氏にとっては嬉しくない話でしょうが)
戦乱のゼンディカーでも例のレア土地サイクルをAdam氏が担当しているみたいだし、基本土地についてもイニストラード以降殆んどのブロックでイラストを描いているんじゃあ?
個人的には氏がKTKで描いたスゥルタイっぽい沼と森がBGカラーらしくて好みです。
GPはサイドイベントでレガシー等の下環境のイベントもあるだろうし、また沖縄勢とも会えるので楽しみ。
マッチ開始時の時間管理について
2015年7月26日 MTG雑記マッチ開始時に不要な時間をかけていませんか?
特に誰かに向けたものではないけど、少し気になるときがあるので。
『マジック:ザ・ギャザリング イベント規定』
2.3より
ゲーム開始前の手順をマッチ開始宣言の前に行うのと後で行うのでは、ゲームそのものに使える時間が変わってくるので、時間ギリギリになることが多いという方は意識してみてはどうでしょう。思考時間の確保にも繋がります。
また時間切れになるならない以前に、時間は対戦相手と共有のもであるので、ゲーム開始前の手順を含め、時間短縮に努めるというのは当然の認識です。
「ゲーム開始前の手順は、マッチ開始が宣言される前に行なってもよい」という表現がどうにも歯痒いものの、対戦相手のためにもその手順はマッチ開始宣言前に行って済ませるべきです。
時々見かけるのが、シャッフルまで手順を進めたもののマッチ開始宣言まで初手の確認とマリガンをしない方で、開始宣言まで初手を見てはならないと勘違いしているんじゃないかと思ったのもあり書きました。
(マリガンした場合特に時間がかかって勿体無いです。)
運営する側としても、プレイヤーに供される時間は平等であって欲しいし、プレイヤーのゲーム開始前の手順に対する認識が高まることはイベント(地方のイベントから大規模競技レベルのものまで)の均質化にも繋がります。
イベント規定には知っておくべきことが多いのでこの辺をもっと啓蒙されるべきだと思います。
時間短縮は大切なものの、初手を確認する前に手札を裏向きに提示して、枚数が正しいことを相手と確認するのはマナーとしてとても良いことだと思います。
特に誰かに向けたものではないけど、少し気になるときがあるので。
『マジック:ザ・ギャザリング イベント規定』
2.3より
2.3 ゲーム開始前の手順
以下の手順を各ゲームの開始前に適当な時間内で行なわなければならない。
1.そのマッチにおける前のゲームの間に何らかのゲームの処理が行われていた場合、プレイヤーはデッキの中のカードをサイドボードのカードと置き換えてよい。プレイヤーは、再び開始されたゲームの間にサイドボードをすることはできない。
2.プレイヤーは自分のデッキをシャッフルする。第1ステップと第2ステップを何度か繰り返してもよい。
3.プレイヤーはデッキを対戦相手に提示し、シャッフルを求める。また、存在する場合はサイドボードも提示する。
4.マッチの第2ゲーム以降では、当該プレイヤーが先攻か後攻かをまだ決定していなかった場合、この時点で決定する。そのプレイヤーが自分の最初の手札を見る前に宣言しなければ、先攻を選んだものとして扱われる。
5.各プレイヤーは7枚カードを引く。これらのカードは裏向きにテーブルに並べてもよい。
6.各プレイヤーは、ターン順にマリガンをしてもよい(マリガンに関するルールは総合ルールの103.4節を参照)。マリガンした場合、上記のシャッフルと提示の手順を繰り返す。
すべてのプレイヤーがマリガンの処理を完了したら、ゲームは開始したものとして扱う。ゲーム開始前の手順は、マッチ開始が宣言される前に行なってもよい。
ゲーム開始前の手順をマッチ開始宣言の前に行うのと後で行うのでは、ゲームそのものに使える時間が変わってくるので、時間ギリギリになることが多いという方は意識してみてはどうでしょう。思考時間の確保にも繋がります。
また時間切れになるならない以前に、時間は対戦相手と共有のもであるので、ゲーム開始前の手順を含め、時間短縮に努めるというのは当然の認識です。
「ゲーム開始前の手順は、マッチ開始が宣言される前に行なってもよい」という表現がどうにも歯痒いものの、対戦相手のためにもその手順はマッチ開始宣言前に行って済ませるべきです。
時々見かけるのが、シャッフルまで手順を進めたもののマッチ開始宣言まで初手の確認とマリガンをしない方で、開始宣言まで初手を見てはならないと勘違いしているんじゃないかと思ったのもあり書きました。
(マリガンした場合特に時間がかかって勿体無いです。)
運営する側としても、プレイヤーに供される時間は平等であって欲しいし、プレイヤーのゲーム開始前の手順に対する認識が高まることはイベント(地方のイベントから大規模競技レベルのものまで)の均質化にも繋がります。
イベント規定には知っておくべきことが多いのでこの辺をもっと啓蒙されるべきだと思います。
時間短縮は大切なものの、初手を確認する前に手札を裏向きに提示して、枚数が正しいことを相手と確認するのはマナーとしてとても良いことだと思います。
《一日のやり直し》について勘違いしていたこと
2015年7月15日 MTG雑記Day’s Undoing / 一日のやり直し
(2)(青)
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札と墓地を自分のライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引く。あなたのターンであるなら、ターンを終了する。(このカードを含め、スタック領域にある呪文や能力をすべて追放する。あなたの手札の最大枚数になるまで手札を捨てる。ダメージは消え、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終わる。)
以前(6/27)、「《地割れ潜み》等の能力が《一日のやり直し》で誘発した場合クリンナップステップまで進んでからスタックに積む」と書いたもののこれは誤りで、英語版のリリースノートには
「•However, any abilities that trigger before the "end the turn" process begins, such as an ability that triggers whenever you draw a card, won’t be put into the stack. Those abilities won’t happen at a later time.」
と書かれていました。
つまり、「ターンを終了する」処理の前に誘発した能力(例:「カードを引く」処理で誘発した能力)は、スタックに積まれず、後に何も起こらない ということです。
これについての記載はMTG Wikiにも追加されていました。
ただ『マジック総合ルール』の713.2(「ターンを終了させる」に関するルール)には
「この(ターンを終了する)手順中はどのプレイヤーも優先権を得ない。したがって、誘発型能力はスタックに積まれない。この呪文や能力の解決からクリンナップ・ステップの終りまでに誘発型能力が誘発した場合、クリンナップ・ステップの間にアクティブ・プレイヤーが優先権を得、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできる。その後、ターンの最終的な終了の前にもう一度クリンナップ・ステップが発生する。誘発型能力が誘発していなければ、プレイヤーはクリンナップ・ステップには優先権を得ない。rule 514 参照。」
とも書かれている通り、(カードを引く処理ではなく)「ターンを終了する」処理そのものの過程で何かしらの能力が誘発した場合は、クリンナップ・ステップにスタックに積まれることになるようです。
これ以上踏み込むと誤記しそうなのでアレなものの、「ターンを終了する」処理中に状況起因処理が挟まれるので、下の環境だと《ニクサシッド》と死亡誘発が絡まった場合等にややこしくなるのかな?
ルール713.2を見る限りだと《一日のやり直し》で《地割れ潜み》等の能力がスタックに乗るようにも読み取れるものの(特に3つ目の文)、今回のリリースノートでその辺が明記されたのだと思います。
【追記】
7/17のCRの更新により、
「713.1a この(ターンを終了させる)手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに置かれていないものは消滅する。それらはスタックに置かれない。このルールは、この手順の間に誘発した能力には適用されない(rule 713.2 参照)」
と、こちらにも明記されました。
そういえば6月22日でDN始めてから2周年になりました。
最近の若者はTwitterとLineが主なコミュニケーションツールらしいけど自分はメールとDNが主体な若者です。
さてプレヴュー
《Vryn Wingmare》
除去の敵なので好きなカードではないです。
探査や召集の非クリーチャースペルもコストは増加するものの、増加分も含めて探査/召集で支払える点は知らないとトラブルになりそう。
まあリリースノート等にも書かれるであろうけども。
《ニクスの星原》
レイラインズに新しい仲間が。
ルールに関しては公式プレヴュー記事も見るべし。
http://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0015198/#
《一日のやり直し》
これのせいで《急かし》の価格が上がっているらしいけども、そこまでしてリフレッシュした手札を積極的に使う価値があるかは疑問。
自ターン中なら疑似打ち消しに使えないこともないが、限定的すぎて狙う価値無いでしょう。
PWはせっかち。
《予期の力線》なら0ターンキルが狙いやすいので分からんこともないが、《予期の力線》自体がコンボ安定性を損ねているよね。
個人的にはとか関係なく普通に使われるのが、Poxで消耗させたリソースを一瞬で回復されるのできつい気がする。
名前の長いChain買い足すのもきついので、下の環境で使われないで欲しい。
《地割れ潜み》等がこれで誘発した場合クリンナップステップまで進んでからスタックに積みます。積まれません、解決されません。
「ターンを終了する」処理自体が特殊なので注意。
《衰滅》
良いカードだし強い、ので間違いなく使うとは思うけれど、《もぎとり》に比べると面白味が減ってしまったと思う。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》のあるスタン環境だし、アーボーグを置いて一気に威力を上げたり、相手のアーボーグのおかげで威力が上がったり、逆にアーボーグのせいで相手のクリーチャーだけ流すことができないほど威力になったり……という綾がある《もぎとり》の方が良かった。
あとは構築への制限とか黒の濃いデッキを組む意義とか。
《闇の誓願》
魔巧で3マナ軽くなるならレガシーのPoxでも使う価値があったけど、流石にそれは本家とほぼ変わらないので妥当な調整。
Poxは土地をサーチすることも多いのでこれなら使わないかな。
マナが用意されるのはサーチの弱点も補ってくれるし、毎度のことながら至尊なるグリセルブランド様はキャッシュバックを欠かさないっすね。
《穢れた療法》
《血糊の雨》のややこしさも無くなったし、回復阻止はともかく、回復反転カードが黒単色に戻ってくるとは思わなかった。
《ワームとぐろエンジン》等に効くので期待している。
各両面PW
除去厨的には通常のPWより除去で対処しやすいので楽な相手になるのではと。
クリーチャーとして及第点で破壊不能の付くキテオン、処理のタイミングが厳しく除去スタックフェッチ起動で変身も狙えるニッサは使われそう。
リリアナは優先的に除去しないと厄介だけど自分で使う分には変身が難しくてイライラしそう……構築もクリーチャー多めにしたいということで上2つに劣る印象。
チャンドラ・ジェイスは評価が難しいけど微妙だと思う。
プレヴューの時期になると期待よりも環境が変わることへの不安の方が大きい。
最近の若者はTwitterとLineが主なコミュニケーションツールらしいけど自分はメールとDNが主体な若者です。
さてプレヴュー
《Vryn Wingmare》
除去の敵なので好きなカードではないです。
探査や召集の非クリーチャースペルもコストは増加するものの、増加分も含めて探査/召集で支払える点は知らないとトラブルになりそう。
まあリリースノート等にも書かれるであろうけども。
《ニクスの星原》
レイラインズに新しい仲間が。
ルールに関しては公式プレヴュー記事も見るべし。
http://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0015198/#
《一日のやり直し》
これのせいで《急かし》の価格が上がっているらしいけども、そこまでしてリフレッシュした手札を積極的に使う価値があるかは疑問。
自ターン中なら疑似打ち消しに使えないこともないが、限定的すぎて狙う価値無いでしょう。
PWはせっかち。
《予期の力線》なら0ターンキルが狙いやすいので分からんこともないが、《予期の力線》自体がコンボ安定性を損ねているよね。
個人的にはとか関係なく普通に使われるのが、Poxで消耗させたリソースを一瞬で回復されるのできつい気がする。
名前の長いChain買い足すのもきついので、下の環境で使われないで欲しい。
「ターンを終了する」処理自体が特殊なので注意。
《衰滅》
良いカードだし強い、ので間違いなく使うとは思うけれど、《もぎとり》に比べると面白味が減ってしまったと思う。
《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》のあるスタン環境だし、アーボーグを置いて一気に威力を上げたり、相手のアーボーグのおかげで威力が上がったり、逆にアーボーグのせいで相手のクリーチャーだけ流すことができないほど威力になったり……という綾がある《もぎとり》の方が良かった。
あとは構築への制限とか黒の濃いデッキを組む意義とか。
《闇の誓願》
魔巧で3マナ軽くなるならレガシーのPoxでも使う価値があったけど、流石にそれは本家とほぼ変わらないので妥当な調整。
Poxは土地をサーチすることも多いのでこれなら使わないかな。
マナが用意されるのはサーチの弱点も補ってくれるし、毎度のことながら至尊なるグリセルブランド様はキャッシュバックを欠かさないっすね。
《穢れた療法》
《血糊の雨》のややこしさも無くなったし、回復阻止はともかく、回復反転カードが黒単色に戻ってくるとは思わなかった。
《ワームとぐろエンジン》等に効くので期待している。
各両面PW
除去厨的には通常のPWより除去で対処しやすいので楽な相手になるのではと。
クリーチャーとして及第点で破壊不能の付くキテオン、処理のタイミングが厳しく除去スタックフェッチ起動で変身も狙えるニッサは使われそう。
リリアナは優先的に除去しないと厄介だけど自分で使う分には変身が難しくてイライラしそう……構築もクリーチャー多めにしたいということで上2つに劣る印象。
チャンドラ・ジェイスは評価が難しいけど微妙だと思う。
プレヴューの時期になると期待よりも環境が変わることへの不安の方が大きい。
6月も何だかんだで毎週四国内でGPT(スタンダード)があるようで、全部参加すれば四国巡りができます。
今のところ高知のものにしか参加予定はない……というかまともに予定立ててなかったものの、遠征したい人がいれば考えるのでコメントなり何なりをください。
今週末は久しぶりに天狗堂FNMに行けそうなので、そこで計画立てることになると思いますが。
個人的には今のスタンは良環境で楽しいし、唯一悲しむべきはゴルガリカラーで強いデッキが組めてないことぐらいで遠征へのモチベもあるものの、どうもモダン熱が上がってきているようなので今週末はモダンをやってもいいかなと。
やるなら場所等に関してFNMで考える他、最悪カラオケボックスで興じることもできるのでw
個人的にはスタン遠征よりも、せっかくの機会なのでモダンをやりたくある。
あとモダマスの陰でテンペストリマスターズで安くなっていた《不毛の大地》(それでも最安22.5チケ)をMOで揃えてしまったので、モダマス自体はノータッチなのだ。
なお現在価格回復
MOだとレジェンズのパーツが安かったり、プレイヤー探しに困らなかったり、高知や日本特有の天災(地震)ケアができたりでやり得感ある。
今のところ高知のものにしか参加予定はない……というかまともに予定立ててなかったものの、遠征したい人がいれば考えるのでコメントなり何なりをください。
今週末は久しぶりに天狗堂FNMに行けそうなので、そこで計画立てることになると思いますが。
個人的には今のスタンは良環境で楽しいし、唯一悲しむべきはゴルガリカラーで強いデッキが組めてないことぐらいで遠征へのモチベもあるものの、どうもモダン熱が上がってきているようなので今週末はモダンをやってもいいかなと。
やるなら場所等に関してFNMで考える他、最悪カラオケボックスで興じることもできるのでw
個人的にはスタン遠征よりも、せっかくの機会なのでモダンをやりたくある。
あとモダマスの陰でテンペストリマスターズで安くなっていた《不毛の大地》(それでも最安22.5チケ)をMOで揃えてしまったので、モダマス自体はノータッチなのだ。
なお現在価格回復
MOだとレジェンズのパーツが安かったり、プレイヤー探しに困らなかったり、高知や日本特有の天災(地震)ケアができたりでやり得感ある。
GP京都に着ていく服がない
2015年4月17日 MTG雑記 コメント (2)
そんなとき店長に貰ったA・ゼロTシャツが!
という訳で、本戦にはあの水色のTシャツを着て参加します。
なお服を買うための金はほとんどがカード資産と化した模様。
バスが23:21なのでそろそろ出発予定。
京都駅に7:46に着くはずです。
GP参加も初めてなので楽しみだけど色々緊張。
多分右も左も分からなくてそわそわしていると思うので誰か合流しましょうw
本戦ももちろんながら、沖縄勢に久しぶりに会うのも楽しみだし、Scott M. Fischerに《Pox》(猫ひっかき病みたいなやつ)にサイン貰いたいとも思っているので実現できれば。
《ゴルガリの女王、サヴラ》を用意しそこねたのが悔やまれる。当日見つかるかな?
盗難が怖いので荷物は必要最低限で行きます。
デッキもせっかくのレガシーなので、マネーカーブを高めて自分の好きなデッキを用意。
地味に持ってない《グリセルブランド》とかソープロプレイマットも貰えるのも嬉しい。
今の感情を上手く言葉にする語彙力が無いけど、とにかく楽しみです。
という訳で、本戦にはあの水色のTシャツを着て参加します。
なお服を買うための金はほとんどがカード資産と化した模様。
バスが23:21なのでそろそろ出発予定。
京都駅に7:46に着くはずです。
GP参加も初めてなので楽しみだけど色々緊張。
多分右も左も分からなくてそわそわしていると思うので誰か合流しましょうw
本戦ももちろんながら、沖縄勢に久しぶりに会うのも楽しみだし、Scott M. Fischerに《Pox》(猫ひっかき病みたいなやつ)にサイン貰いたいとも思っているので実現できれば。
《ゴルガリの女王、サヴラ》を用意しそこねたのが悔やまれる。当日見つかるかな?
盗難が怖いので荷物は必要最低限で行きます。
デッキもせっかくのレガシーなので、マネーカーブを高めて自分の好きなデッキを用意。
地味に持ってない《グリセルブランド》とかソープロプレイマットも貰えるのも嬉しい。
今の感情を上手く言葉にする語彙力が無いけど、とにかく楽しみです。