黒厨は如何にしてレガシーを始めるに至ったのか
2016年8月8日 MTG雑記最近割とレガシー熱があるのと、昔語りがしたいのと、僕のような奇特な例でもレガシー参入の手助けになればという僅かながらの思いから、レガシーを始めた頃の当初を振り返りたいと思う。
僕がレガシーに参入したのは2012年、『ラヴニカへの回帰』がリリースされて少しした頃であり、DNを始める前で記録がきちんと残っていない頃である。
参入動機といえば単純明快「黒いデッキが使いたい」から。
当時のMTG事情を含め、あえて動機を付け足すなら
当時のスタンダードもゾンビや《ヴェールのリリアナ》を用いた黒いデッキは成立したものの「《スラーグ牙》に辟易したから」と、
モダンはフォーマットとして制定されて1年程で、認知度やプレイヤー数・イベント数も少なく、ましてや地方では……という感じで存在が怪しかったことがレガシーを選んだ理由にある。
更に理由を付け足すと「ショックランドが再録された」から(注:フェッチランドを持っていない人間の発想である)で、一応の論理として「持っている特殊地形の枚数が下環境でデッキを構築するに足る」と感じたからである。
さて、そんな黒厨がレガシーで最初に組んだのは、『The Gate』という黒単ミッドレンジのその亜流である。
『The Gate』というデッキについて解説すると、《深淵の迫害者》というフィニッシャーと、その処理手段兼コントロール手段を担う《陰謀団式療法》《無垢の血》《マラキールの門番》、その他黒の汎用スペルから構成される化石のようなデッキである。
本来は《闇の腹心》や《ヴェールのリリアナ》や《苦花》も入ることが多いものの、当時はろくに持っていなかったため、ゾンビパーツを足した亜流にすることに。
要するに生け贄として安い《墓所這い》《ゲラルフの伝書使》にサクり手段としても優秀な《屍肉喰らい》……そして《ファルケンラスの貴種》である。
今思うと《貴種》はかなり怪しい選択であるが、追加のサクり台になることと、当時は単純にその強さを盲信していたことが選んだ理由だったと思う。
《貴種》の為に赤を足す程の盲信具合。まぁすぐに《剣を鍬の》洗練を浴びることになるのだが。
余談ながらこのデッキには《小悪疫》も入っており、土地が伸びにくくなった結果《深淵の迫害者》をよく“捨てて”いた気が……w
しかしそんなデッキでも戦績は確か2-2で、フクダのレガシーデビューはごく普通の結果と相成った。
印象に残っている展開といえば、外人さん相手に《深淵の迫害者》で殴っていたら、《迫害者》を処理する前に相手に投了されて釈然としない勝利を納めたことだろうか。
『The Gate』はレガシー参入用のデッキとしては悪くはないけれど、言うなればレガシーのデッキらしくない普通のフェアデッキなので、『The Gate』で参入するぐらいならもっと自由にデッキを構築しても良いんじゃないかと思う。
とはいえ僕のDNやデッキを見てレガシーに参入しようと思う奇矯かつ貴重な人物は、そんな心配せずとも自由にデッキを組むのだろうけれども。
最後に、こんな風に過去を振り返ってみたけれど、思うのは「きちんと記録を付けておけば良かった」ということなので、その点DNで記録を残し始めたのは自分の糧になっていると感じる。
記憶に基づく昔語りは昔語りで美化や誇張や改竄があって面白いけれど、やはりリアルタイムの感想や戦績やデッキリスト等があってこそだろう。
という訳で次の機会の題材として「僕がMTGを始めた/再開した経緯」「DNのメリット(?)」をスタックに積んでおこうと思う。
僕がレガシーに参入したのは2012年、『ラヴニカへの回帰』がリリースされて少しした頃であり、DNを始める前で記録がきちんと残っていない頃である。
参入動機といえば単純明快「黒いデッキが使いたい」から。
当時のMTG事情を含め、あえて動機を付け足すなら
当時のスタンダードもゾンビや《ヴェールのリリアナ》を用いた黒いデッキは成立したものの「《スラーグ牙》に辟易したから」と、
モダンはフォーマットとして制定されて1年程で、認知度やプレイヤー数・イベント数も少なく、ましてや地方では……という感じで存在が怪しかったことがレガシーを選んだ理由にある。
更に理由を付け足すと「ショックランドが再録された」から(注:フェッチランドを持っていない人間の発想である)で、一応の論理として「持っている特殊地形の枚数が下環境でデッキを構築するに足る」と感じたからである。
さて、そんな黒厨がレガシーで最初に組んだのは、『The Gate』という黒単ミッドレンジのその亜流である。
『The Gate』というデッキについて解説すると、《深淵の迫害者》というフィニッシャーと、その処理手段兼コントロール手段を担う《陰謀団式療法》《無垢の血》《マラキールの門番》、その他黒の汎用スペルから構成される
本来は《闇の腹心》や《ヴェールのリリアナ》や《苦花》も入ることが多いものの、当時はろくに持っていなかったため、ゾンビパーツを足した亜流にすることに。
要するに生け贄として安い《墓所這い》《ゲラルフの伝書使》にサクり手段としても優秀な《屍肉喰らい》……そして《ファルケンラスの貴種》である。
今思うと《貴種》はかなり怪しい選択であるが、追加のサクり台になることと、当時は単純にその強さを盲信していたことが選んだ理由だったと思う。
《貴種》の為に赤を足す程の盲信具合。まぁすぐに《剣を鍬の》洗練を浴びることになるのだが。
余談ながらこのデッキには《小悪疫》も入っており、土地が伸びにくくなった結果《深淵の迫害者》をよく“捨てて”いた気が……w
しかしそんなデッキでも戦績は確か2-2で、フクダのレガシーデビューはごく普通の結果と相成った。
印象に残っている展開といえば、外人さん相手に《深淵の迫害者》で殴っていたら、《迫害者》を処理する前に相手に投了されて釈然としない勝利を納めたことだろうか。
『The Gate』はレガシー参入用のデッキとしては悪くはないけれど、言うなればレガシーのデッキらしくない普通のフェアデッキなので、『The Gate』で参入するぐらいならもっと自由にデッキを構築しても良いんじゃないかと思う。
とはいえ僕のDNやデッキを見てレガシーに参入しようと思う奇矯かつ貴重な人物は、そんな心配せずとも自由にデッキを組むのだろうけれども。
最後に、こんな風に過去を振り返ってみたけれど、思うのは「きちんと記録を付けておけば良かった」ということなので、その点DNで記録を残し始めたのは自分の糧になっていると感じる。
記憶に基づく昔語りは昔語りで美化や誇張や改竄があって面白いけれど、やはりリアルタイムの感想や戦績やデッキリスト等があってこそだろう。
という訳で次の機会の題材として「僕がMTGを始めた/再開した経緯」「DNのメリット(?)」をスタックに積んでおこうと思う。
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