次の交流会用にネタを暖めておこうかとも思っていたけど、多分その頃には《風切る泥沼》を使いたくて堪らなくなっていると思うので、先にFourth Sunrise(http://kuromana.diarynote.jp/201509220646172482/)の新ヴァージョンを。

◆出発点
フィニッシャーを絞ったFourth Sunriseの面白くない負けパターンとして、1-1で迎えた3本目に《神聖の力線》貼られて《苦々しい試練》が通らずGGとか、《罠の橋》を前に《エムラクール》沈黙とか、フィニッシャーを封殺されるパターンがあった。

勿論こういうパターンをケアしてフィニッシャーをサイドには複数種類用意はしているのだけど、それをメインに入れるとコンボが走り難くなる……
コンボデッキ特有の冗長性の問題でフィニッシャーを絞らざるをえないのが実情だった。

「《願い》みたいなカードがモダンに有ればな~。《きらめく願い》は多色限定だし……」とリストを眺めていると……

ありました。

《研究+開発/Research+Development》

研究/Research (緑)(青)
インスタント
ゲームの外部にある、あなたがオーナーであるカードを最大4枚まで選び、それらをあなたのライブラリーに加えて切り直す。

開発/Development (3)(青)(赤)
インスタント
対戦相手1人があなたがカードを1枚引くことを認めないかぎり、赤の3/1のエレメンタル・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。この手順をさらに2回繰り返す。


知る人ぞ知るディセンションの分割カード。
《開発》の方は至極どうでも良いとして、《研究》の方はなんとサイドから4枚も(ライブラリーに)持って来れる!
ライブラリーを引ききる前提のFourth Sunriseなら問題ナシ!?


4 エーテリウムの彫刻家
4 交易路
4 クラーク族の鉄工所

4 妖術師のガラクタ
4 彩色の宝球
4 彩色の星
1 地平線の呪文爆弾
1 ギタクシア派の調査
4 マイコシンスの水源
4 胆液の水源
4 予言のプリズム
4 他所のフラスコ
2 錬金術師の薬瓶

1 研究+開発

14 島
1 山

サイドボード
1 研究室の偏執狂
1 ファングレンの匪賊
1 引き裂かれし永劫、エムラクール
1 残響する真実
4 雲の鍵
1 苦々しい試練
3 ギラプールの霊気格子
3 蔵の開放


ということで、メインボードを圧迫せずにフィニッシャーを増やすことが可能になった。

まぁ《研究》の方も正直、悪さできそうな面白味はあるけども、価格と使用率を考えると納得の微妙性能で、分割カードというのもあって冗談で「オリジナルカード」と言ったら信じられたという笑い話も。

あと《研究》の消極的な活用法として、万が一《エムラクール》らライブラリーの底に埋まっていて、キャストするも追加ターンに入った瞬間死亡……というパターンを踏んでしまったときに、《妖術師のガラクタ》で《研究》を回収→ライブラリー4枚補充でLO負けを回避することも。


サイドの《ギラプールの霊気格子》は基本的に対《石のような静寂》用で、《鉄工所》はじめアーティファクトを塩漬けにされても誘発型能力でドロー→砲台と化したアーティファクトを並べる焦土戦略でワンチャン。

メインに《山》が1枚あるのも、塩漬けにされると赤マナの供給にすら窮するので《マイコシンスの水源》でサーチできるように。


前より色マナの管理がシビアになった上に相変わらずコンボスタートまでに土地事故しやすいけど、暇潰しとしてはオススメです。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索