日曜のサイドイベントのCtBMT用にデッキを用意していたものの、前日に2013年版のスタンダードを組んで遊んでいたら当日モダンのデッキ忘れるという失態を犯し、ソリティア用に常備していたForth Sunriseで(「それで出るんですかwwww」と酷い煽りを受けながらも)参加することに。


以下デッキリスト

4 エーテリウムの彫刻家
4 交易路
4 クラーク族の鉄工所

4 妖術師のガラクタ
4 彩色の宝球
4 彩色の星
4 マイコシンスの水源
4 胆液の水源
4 予言のプリズム
4 他所のフラスコ
4 錬金術師の薬瓶

1 苦々しい試練

15島

サイドボード
1 研究室の偏執狂
1 ファングレンの匪賊
1 写本裁断機
3 防御の光網
4 雲の鍵
1 信仰の見返り
3 蔵の開放
1 原初のうねり



旧ヴァージョンからフィニッシャーの変更。

元々コンボ完走自体には貢献しない《研究室の偏執狂》はフィニッシャーとしての要件を欠いていた。

つまりは
・コンボ完走に貢献し
・その為にコンボルート中にキャストできる軽さがあり
・1枚でフィニッシャーになる
カードが求められていた。

《青の太陽の頂点》はそれに近い性能を持っていたが、充分なドローをするにはやはり重く、かつ相手を"引き"殺すには捻出できるマナが足りなすぎる。

流石にそんな都合の良いカードは無いかな~とカードリストを漁っていたら……

ありました。
《苦々しい試練/Bitter Ordeal》
(2)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードを追放する。その後そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
墓地ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に墓地に置かれたパーマネント1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)



稀有(というか唯一)な墓地ストーム持ち。
MTG Wikiにも「サニー・サイド・アッブのエンドカードとしても使用できる」と記述されているそれは3マナと軽く、最終的に《妖術師のガラクタ》によって墓地ストームが稼げ、コンボルート中に自分にキャストすることでその完走を助けることも出来た。

そもそもFourth Sunriseの問題点の1つとして、コンボの軸となるパーツ(《鉄工所》《彫刻家》《交易路》)は確実に引くために枚数が必要な反面、必要枚数揃った後は完全な不要牌となるというジレンマがあった。
《苦々しい試練》は必要枚数パーツが揃った後にそれらを"摘出"することが出来、不要牌を引き続けてコンボが止まるという事態の回避に繋がった。

摘出自体はアドではないが、不要牌があろうとライブラリーを引ききらないといけないその欠陥構造上、不要牌が手札に入ろうが追放領域に置かれようが大差無い。

かくしてFourth Sunriseは、奇しくも自分のライブラリーを引ききった後《ガラクタ》を回すデッキへと先祖帰りし、《苦々しい試練》によって黒いデッキとなったのだ!

ちなみにアドバンテージの観点から《ファイレクシアの変形者》も《マイコシンスの水源》へと回帰。


サイドボードは
カウンター対策の《防御の光網》
アーティファクト破壊、ハンデス対策の《蔵の開放》
RIP、力線対策の《研究室の偏執狂》
クリーチャー除去対策の《雲の鍵》
バーン対策の《ファングレンの匪賊》

《蔵の解放》に《信仰の見返り》と《写本裁断機》を加えたプランB、《原初のうねり》と《研究室の偏執狂》で10マナからフィニッシュにかかるプランCも用意していたけど安定性や速度の面から必要無かったかな。

《石のような静寂》を置かれたら《彫刻家》で果敢無いビートを開始するプランZか、あるいは投了を選択しましょう。


戦績は
感染 ○××
呪禁オーラ ×○○
白黒トークン ○○

で意外と戦えました。



プレイングのポイントなんてものはあまり無いけど、ライブラリーが空になったタイミングで《彩色の星》《胆液の水源》を割られると強制ドローで敗北するので早めに処理しておくことと、《鉄工所》を置いてからどのタイミングでコンボを走らせ始めるかぐらい。
コンボ始動が遅いほど安定はするけど、それほどの猶予があるかという問題が。


CtBM本戦(10/11)は今のところ行けそうなので、行く予定の方は声を掛けてください。

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