1/24のSCG Open Washington(スタンダード)でスゥルコンが1位だったということで、早速そのリストを。
このスゥルコンのもっとも特筆すべき点は……《解消》を1枚も積んでいない点だろう。
《陰鬱な僻地》や《光輝の泉》も積んでおらず、火力に対するガードは低いように感じる。
《サテュロスの道探し》は終盤でトップしたときに弱いので個人的には好みではないが、墓地を肥やしつつ土地を安定させる能力は探査スペル6枚のこの構成なら大きな加速になる。
PWの選択は概ね納得。
《危険な櫃》も切っている構成の分、相手のPWも処理できる《ガラク》と《ウギン》に重点が置かれているように感じる。
続いて同じくSCGで5位のスゥルタイランプ
探査があるとはいえメインに7マナ以上のスペルが12枚と圧巻。
流石に回れば強いし気持ち良さそうではあるが回せる気がしない。
コントロールのように見えてやっぱりマナランプのデッキという印象。
両者を見るに《ガラク》1、《ウギン》2、《命運の核心》2~3、《危険な櫃》0という構成が今回のスゥルタイの勝ち組だったということか?
ちなみに14位の青黒コントロールは《櫃》2、《核心》3という構成。
青黒の方がPWの選択肢も少なく《ガラク》や《スゥルタイの魔除け》も採用できないので、《櫃》が残ってくるのは納得できる。
さて、《危険な櫃》で処理できて《運命運の核心》で処理できないクリーチャーの一覧(厳密には違うものも多いが)
・血に染まりし勇者
・怪物化した羊毛鬣のライオン
・ラクシャーサの死与え
・ファリカをはじめとした神
・灰雲のフェニックス
・炎跡のフェニックス
・囁きの森の精霊
・疾駆で唱えられたクリーチャー
他、《エレボスの鞭》で釣られたくない(CIP能力持ち等)クリーチャーや授与でエンチャント状態のクリーチャー、速攻クリーチャーへの牽制等もある。
また《核心》で処理しにくいクリーチャーは《スゥルタイの魔除け》でも処理しにくいクリーチャーが多いので注意が必要。
あとは下手糞な自分へのメモとして、
《凶暴な拳刃》+バウンス1度分のマナの相手は
《ウギン》[+2]→《命運の核心》→バウンススタック《胆汁病》で処理できる。
《ウギン》[+2]の段階でバウンスするのはカウンターに対してリスキーなので、《核心》キャストまで盤面に残してくれるはず。
最後にSCGの雑感として、モダンでは7位にオーソドックスな構成ながらも《闇の腹心》を4積みしたジャンドも戻ってきていて大航海時代の終了を実感。
《黄金牙、タシグル》は正直《死橋の詠唱》と同じ臭いがしていたので期待していなかったが、どうも強いらしい。
探査のカードパワーの高さを見ていると、やはり墓地活用のメカニズムは調整が難しいとは感じる。
どの環境も次のイベントが楽しみ。
Sultai Control 1st:Gerard Fabiano
4:《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder》
2:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《胆汁病/Bile Blight》
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2:《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》
2:《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
3:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2:《ラクシャーサの秘密/Rakshasa’s Secret》
2:《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》
2:《残忍な切断/Murderous Cut》
2:《命運の核心/Crux of Fate》
1:《啓示の解読/Interpret the Signs》
1:《頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator》
4:《時を越えた探索/Dig Through Time》
2:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
2:《島/Island》
3:《沼/Swamp》
2:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1:《神秘の神殿/Temple of Mystery》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
4:《華やかな宮殿/Opulent Palace》
2:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4:《疾病の神殿/Temple of Malady》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
サイドボード
2:《ラクシャーサの死与え/Rakshasa Deathdealer》
1:《世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater》
1:《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
2:《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
1:《思考囲い/Thoughtseize》
2:《ファリカの療法/Pharika’s Cure》
2:《否認/Negate》
2:《部族養い/Feed the Clan》
1:《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》
1:《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
このスゥルコンのもっとも特筆すべき点は……《解消》を1枚も積んでいない点だろう。
《陰鬱な僻地》や《光輝の泉》も積んでおらず、火力に対するガードは低いように感じる。
《サテュロスの道探し》は終盤でトップしたときに弱いので個人的には好みではないが、墓地を肥やしつつ土地を安定させる能力は探査スペル6枚のこの構成なら大きな加速になる。
PWの選択は概ね納得。
《危険な櫃》も切っている構成の分、相手のPWも処理できる《ガラク》と《ウギン》に重点が置かれているように感じる。
続いて同じくSCGで5位のスゥルタイランプ
Sultai Ramp 5th:Ali Aintrazi
4:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4:《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
1:《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
2:《女王スズメバチ/Hornet Queen》
1:《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》
3:《思考囲い/Thoughtseize》
3:《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
2:《スゥルタイの魔除け/Sultai Charm》
3:《開拓地の包囲/Frontier Siege》
3:《命運の核心/Crux of Fate》
1:《頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator》
3:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《最悪の恐怖/Worst Fears》
2:《宝船の巡航/Treasure Cruise》
2:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
土地:25
1:《島/Island》
2:《沼/Swamp》
2:《森/Forest》
4:《疾病の神殿/Temple of Malady》
2:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
4:《欺瞞の神殿/Temple of Deceit》
4:《華やかな宮殿/Opulent Palace》
3:《汚染された三角州/Polluted Delta》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
サイドボード:15
1:《漂う死、シルムガル/Silumgar, the Drifting Death》
3:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
3:《胆汁病/Bile Blight》
2:《悲哀まみれ/Drown in Sorrow》
2:《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
1:《荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave》
1:《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
1:《世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker》
1:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
探査があるとはいえメインに7マナ以上のスペルが12枚と圧巻。
流石に回れば強いし気持ち良さそうではあるが回せる気がしない。
コントロールのように見えてやっぱりマナランプのデッキという印象。
両者を見るに《ガラク》1、《ウギン》2、《命運の核心》2~3、《危険な櫃》0という構成が今回のスゥルタイの勝ち組だったということか?
ちなみに14位の青黒コントロールは《櫃》2、《核心》3という構成。
青黒の方がPWの選択肢も少なく《ガラク》や《スゥルタイの魔除け》も採用できないので、《櫃》が残ってくるのは納得できる。
さて、《危険な櫃》で処理できて《運命運の核心》で処理できないクリーチャーの一覧(厳密には違うものも多いが)
・血に染まりし勇者
・怪物化した羊毛鬣のライオン
・ラクシャーサの死与え
・ファリカをはじめとした神
・灰雲のフェニックス
・炎跡のフェニックス
・囁きの森の精霊
・疾駆で唱えられたクリーチャー
他、《エレボスの鞭》で釣られたくない(CIP能力持ち等)クリーチャーや授与でエンチャント状態のクリーチャー、速攻クリーチャーへの牽制等もある。
また《核心》で処理しにくいクリーチャーは《スゥルタイの魔除け》でも処理しにくいクリーチャーが多いので注意が必要。
あとは下手糞な自分へのメモとして、
《凶暴な拳刃》+バウンス1度分のマナの相手は
《ウギン》[+2]→《命運の核心》→バウンススタック《胆汁病》で処理できる。
《ウギン》[+2]の段階でバウンスするのはカウンターに対してリスキーなので、《核心》キャストまで盤面に残してくれるはず。
最後にSCGの雑感として、モダンでは7位にオーソドックスな構成ながらも《闇の腹心》を4積みしたジャンドも戻ってきていて大航海時代の終了を実感。
《黄金牙、タシグル》は正直《死橋の詠唱》と同じ臭いがしていたので期待していなかったが、どうも強いらしい。
探査のカードパワーの高さを見ていると、やはり墓地活用のメカニズムは調整が難しいとは感じる。
どの環境も次のイベントが楽しみ。
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